1月16日、京セラとニチコンは一般住宅向けの太陽光発電と高出力・大容量のリチウムイオン蓄電池を組み合わせたEMS(エネルギーマネジメントシステム)を今夏に発売する
と発表しました。
昨年の東日本大震災を機に日本全体が深刻な電力不足状態に陥り新たなエネルギー政策が求められている中で、太陽光発電システム+大容量リチウムイオン蓄電池システムの登場が嘱望されていました。そうした中、今回の京セラ+ニチコン(蓄電池は韓国サムスン製)は国内初のシステムであり、今後太陽光発電メーカー各社の発売ラッシュが予想されます。
このEMSの特徴は、従来の太陽光発電システムは余剰電力(発電量―自家使用電力量)のみ高い電気料金単価(42円/kwh・2012年導入の場合)で買い取られる現行システム
ではなく、電気料金の安い深夜電力を蓄電して日中使用することによって太陽光で発電した電気の売電量を大幅に拡大することが可能となり、売電収入の最大化により投資回収を大幅に短縮することが可能になりそうです。
その他にも、今年も万が一計画停電のようなものが実施された場合でも、太陽光発電で発電した電気を蓄電できるため、夜間や雨天の時でも蓄電池からの供給が可能になります。
ただ残念なことに ①発売が半年先 ②価格が未定 ③他社(太陽電池メーカー)との汎用性がない ということで、どこまでこのシステムが普及するか現段階では見えていません。
一般住宅用リチウムイオン蓄電池発売元年と言われている中、蓄電システムを組み合わせた太陽電池メーカーのEMS販売競争から目が離せなくなりそうです。
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