太陽光発電所やメガソーラーでは、自然災害などでの破損や盗難などの被害も想定しなければなりません。そういった意味でも、これからの大型太陽光発電所では、「防犯セキュリティ」も強化する必要があると言えます。
 
ここでは太陽光発電所の防犯カメラの性能などについて紹介していきましょう。

大型太陽光発電所でのセキュリティ面の課題とは?

太陽光発電所は無人の場合がほとんどです。ソーラーパネルは広大な土地いっぱいに設置しているので、目視の確認が難しいという点があります。また、盗難や災害を素早く察知する必要があるため、センサーなどを外周に設置した方がよいです。
 
そこでメンテナンス費用と合せて、セキュリティ面も伴った発電所にするために、予め予算をセキュリティに当てる算段をしておく必要があります。

太陽光発電所の防犯システムの種類

太陽光発電所でも、様々な防犯システムの種類があります。防犯カメラは24時間監視システムが主流となり、集音マイクで周りの不審者の侵入の音や破損した時の異常な音などを感知してくれます。
 
また、盗難防止の為にコールスピーカーで侵入を防ぐ、電子サイレンや回転灯なども、侵入者に対しての威嚇になります。
 
このような防犯システムの中でも、一番の抑止力になるのが防犯カメラの存在です。
実際にどんな機能があるのかを紹介していきたいと思います。

赤外線サーマルカメラの機能

土地の四方に防犯カメラを設置しても、なかなか侵入者を予防出来ないなどの声がある中、優秀な機能を持つ防犯カメラを紹介したいと思います。
 
赤外線サーマルカメラは、温度が絶対零度を超える物体はすべてエネルギー(赤外線)を放射する機能を持っています。そして、対象物の熱エネルギーを可視化し、映像にします。
それにより、真っ暗な暗闇の中でも監視が可能になります。照明などを設置することもなく、コスト削減の効果も高い機能です。侵入者を確認するとアラート機能で発報するので、遠隔システムとしても高機能と言えます。
 
大きな特徴として、監視距離が長く、少ない台数の監視カメラでの管理が可能になります。取付用ボールにカメラを設置した場合の監視距離は150m先まで対象物を検知することが可能です。また、固定式の場合、カメラのブレを無くすことができるので、600m先まで対象物が確認できます。
 
光を必要としない特性もあり、雨や霧、もちろん太陽光の影響もなく、24時間年中監視が出来るところも魅力です。

赤外線サーマルカメラを設置する際の注意点とは?

外周を中心に防犯カメラとして機能性の高いカメラですので、気を付けたいポイントとして、特徴である「熱エネルギーを人として判断する」という部分です。
ここでは、鳥や小動物などの小さな熱エネルギーを人としてみなさない様に調整を行なう必要があります。
 
また、設置の際にカメラがブレない位置に設置することが大条件となります。台風などの強風にも負けない位置での設置では600m先の対象物を検知出来ますが、ブレてしまう事や取付用ボールに設置する場合は突風などで揺れることで、解析制度の低下が予想されます。カメラのエリアなどの調査も事前に済ませておく必要があります。

基本機能を知っておく

防犯カメラを設置するためには、どこに設置するのかも重要なところです。進入禁止エリアに対し設置を行なう事も大事です。また、うろつき検知で、設定エリア内に設定時間以上の滞留者や車両を検知することも可能です。
 
他にも不審物が置きっ放しになっている時の置去り検知、私有地に入る許可を受けた人などに続いて侵入をする不審者や違反者の検知と発報も行います。
 
上述の様な高性能防犯カメラを設置しておくことで、犯罪や自然災害などに即座に反応できます。実際に太陽光発電所はとても広大な敷地です。こういった機能性の高い防犯カメラを使うことで安心して発電事業も出来ると言えるでしょう。