マスコミにセンセーショナルな話題を提供するテスラ社。正式名称はテスラモーターズでアメリカの会社です。そのテスラ社が「価格が劇的に安い」「高性能」な家庭用蓄電池を発表しました。
太陽光発電の一括見積りサイト『タイナビ』を運営するスタッフがその性能と価格の安さについて迫ります。

蓄電池購入を検討されている方は特に必見ですよ!

パワーウォール2が誇る驚きの容量とは?

携帯電話やノートパソコンなどに内蔵されている容量の小さな蓄電池とは異なり、パワーウォール2は13.5kWhの容量を持った蓄電池です。

これは一般家庭(2LDK)が使用する丸1日分の電力に相当します。

また、ソーラーパネルが作った、家庭で使い切れなかった電力を溜めておくことができ、「初代パワーウォール」に比べて、2倍のエネルギー密度を持っています。製品仕様によると、13.5kWhの容量でありながら、サイズは1,150mm×755mm×155mm、総重量は120kgと非常にコンパクトになっています。

パワーウォール2は業界No.1の低価格

テスラ社のホームページを参照すると、3部屋あるお宅でもパワーウォール2たった1基でまかなえると紹介されていますが、その価格は617,000円〜という驚きの安さです。パナソニック社製の蓄電池が298万円なので、およそ5分の1という低価格です。

ホームページではすでに事前予約を受付けて(2018年10月現在)いますが、まだ生産体制が整っていないのか、テスラの蓄電池を購入したという情報はあまり入っていません。今年(2018年)の6月に川崎の直営店のショールームで初展示されました。日本では2019年2月~3月に販売を開始し、TVCMなども含めて、一気にプロモーションを図ると予想されています。

パワーウォール2は、定価販売かつ工事込みで、商社・販売店経由ではなく、ネット販売・直営店販売が主となると思われます。本体価格にプラスして、設置や必要なハードウェアの費用として157,000円掛かるのですが、それを合わせても774,000円という安さで設置できます。ただ、木造住宅で壁掛け設置を希望する場合は、壁の補強工事が一部必要となる場合があります。

業界最安値であることは言うまでもなく、太陽光発電に必要なソーラールーフと合わせても100万円前後の予算でお釣りが来ると想定されているので、今から設置した場合は10年で採算が取れる可能性もあります。

設置工事の費用や詳細については、既に公開されているので2017年春からの公開が予定されているようなので、気になる方はぜひテスラ社公式サイトをチェックされることをオススメします。

テスラのパワーウォール2を導入する6つのメリット!

万全の耐久性と安全対策!

パワーウォール2はホコリ(塵)や水にも強いデザインになっていて、家の中でも外でも、好きなところに設置できるよう作られています。また、漏電についても万全を期していて、素手で触れても感電したりすることがないように対策が取られています。

10年間の保証も付いているので、万が一故障が見つかった時も安心のサポート体制と言えるでしょう。

停電時でも安心

パワーウォール2はお家が停電してしまったときでも、照明機器、冷蔵庫、インターネット機器などにあらかじめ溜めておいた電気を供給し、あなたの家庭を守ってくれます。2011年の東日本大震災では、大規模な原発事故が引き起こされ、東京電力管轄内では計画停電が行われましたが、そんな災害時でもパワーウォール2があれば安心ですね。

高出力インバーター内蔵で太陽光で発電した電気をそのまま使用できる

パワーウォール2には高出力なインバーターが内蔵されています。

ソーラー発電機で発電される電力は直流ですが、家庭で使えるのは交流なので、このままではせっかく発電した電気を使うことができません。そこで使われるのがインバーター(電気を直流から交流に変換する機械)です。一般的にはインバーターを別に用意しなくてはならないのですが、パワーウォール2にはインバーターが元々内蔵されているため、太陽光発電の導入に必要な初期費用を抑えることができ、配線の複雑さなどといった問題も解決してくれます。

また、インバーターの出力も連続運転時でも5kWという高さなので、家の中のあらゆる電化製品に電力を供給することができるようになっています。

パワーウォール2は壁にも床にも設置可能

パワーウォール2は壁に掛けることも床に置くことも可能な設計になっています。また、最大9基まで連結して使うことができるので、どのような大きさの家であっても屋内外に自由自在な設置が可能です。

スマートフォンとの連携で電気の使用量をチェックできる

パワーウォール2はスマートフォンとの連携によって、電気を使った量をチェックすることができます。

また、発電効率が下がる曇りや雨の日などでも、電力供給の準備をしていることを知らせてくれます。

どんな天候であっても真価を発揮する蓄電池

パワーウォール2には水冷式冷却システムが搭載されていて、内部の温度をコントロールしてくれるため、どんな気候であっても蓄電池の性能が最大限引き出される設計になっています。

「パワーウォール2」がもたらすオフグリッドの未来とは?

オフグリッドって何?

オフグリッドとは電力会社の送電網のことです。つまりオフグリッドとは、既存の電力会社の送電網に頼らないことを意味します。

オフグリッドで環境保護に貢献できるのはなぜ?

二酸化炭素を大量に排出し、温暖化を促進してしまう火力発電などとは違って、太陽光発電は環境に優しい発電方法です。太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで完全に自給自足の電力ライフを送ることも可能なのです。近年は社会全体が環境保護に関心を持つようになっています。

自然災害などによる停電から身を守ることはもちろん、環境保護に貢献できること自体が、パワーウォール2を購入する大きな動機付けとなる事は間違いないでしょう。テスラモーターズ社の参入によって全世界で蓄電池の価格は大幅に下がってきているので、どんな家庭でも蓄電池を一家に一台所有する時代がすぐそこまで迫っていることは疑いの余地がありません。

日本の蓄電池メーカーもかなり安くなってきている

テスラ社の製品について話してきましたが、日本の蓄電池メーカーもニチコン、オムロン、伊藤忠商事のスマートスターLが人気で、価格も以前に比べてかなり安くなってきています。

スマートスターLは蓄電容量9.8kWhの大容量で、パワーウォール2と同様に平均的な家庭の1日の消費電力をまかなえます。さらに通常時も停電時も最⼤3kVAの⾼出⼒で、一度に多くの電化製品も使えます。

パワーウォール2は現在世界中で注文が殺到しているため、予約待ちとなっており、設置までにかなり時間がかかるようです。導入を検討する場合は、日本のメーカーも選択肢として考えましょう。

メーカー比較をしてから購入しましょう

テスラ社の製品は低価格、高性能なため、人気が高いです。しかし、太陽光発電にしても蓄電池にしても、メーカー比較は必ず行うべきです。なぜなら、安いだけが全てはないからです。金額、施工、バッテリー容量、保障、保険など、様々な面から比較検討しましょう。

また、太陽発電を設置せずに、非常用電源として蓄電池を購入したい方にはコンセント型の小型蓄電池がありますが、消費電力が100W以下の使用しかできません。スマートフォンの充電などはできますが、やはり、同時にいくつかの家電を使用できるほうが安心です。

そのような費用対効果を考えると、蓄電池は太陽光発電とセットでの購入がよいでしょう。住宅用太陽光発電は、当サイト『タイナビ』から完全無料で一括見積り比較ができます。

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