太陽光発電システムを利用する方の中でも、「いちいち設置モニターを見たくない」「手元のスマホで見れたら良いのに」と感じている方も多いのではないでしょうか。

現在、太陽光発電で実際にどのくらいの発電量があるのかということをスマホで簡単に見ることが可能なんです。

実際に発電状況を知ることで、節電やエコの意識がもっと高くなりますよね。
ここでは、そんなスマホで確認出来る内容やアプリなどを紹介しましょう。

中高年の8割以上が携帯している「スマホ」

iPhoneやアンドロイドなどのスマホは年々人気が高くなっており、日本国内の普及率は約50%以上にもなっています。中高年では8割以上の方が日常生活になくてはならない必需品としてスマホを活用しています。

スマホがこれだけ普及している要因として「アプリ」が人気の一つです。アプリとはスマホで使われるソフトウェアの事を言います。

気分転換で利用される方から、仕事で重要なメモを取る方、電子マネーなどで使われるなど様々なシーンに取り入れられて来ました。また、このアプリは様々な用途で使われる事からリリース数も多く、需要が大きい事もわかります。

最近では、太陽光発電システムを利用する方に向けてのアプリも開発されており、導入を検討される方やもう導入されている方の中でも注目を集めています。

大手メーカーでも採用しているスマホを使ったシステム!

HEMSと言う言葉を耳にしたことがあるかと思います。
これは、HomeEnergyManagementSystem(ホームエネルギーマネジメントシステム)の略になります。

家電メーカーなどではエネルギーを一元化することでより節約の意識を高める目的で行なっています。家のエネルギーを管理するシステムなのですが、HEMSにもスマホは大きな活躍をしています。

「見える」と言うことでは他のアプリと変わらないかもしれませんが、時間、日にち、月ごとの変化を管理出来る点ではより細かいものになります。各部屋ごとの管理も可能で、「今日のお昼の発電量」という特定した時間帯を見ることも出来る凄いシステムです。

また、「見える」だけではないHEMSのすごい所は自動制御機能です。例えば、エアコンの消し忘れや帰る前に電源を入れるなどもスマホで出来ます。

それは発電量とは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、電気代の高い時間に子供部屋の温度設定を2度上げてピーク時を過ぎれば元に戻すと言うことも可能になります。

他にも、30Aを越えると自動的にエアコンを止める事も可能です。このHEMSの開発はまだまだ進化して行くので、スマホでどこまで管理や情報が見れるのかというのも楽しみなところですね。

太陽光発電計算アプリを活用!

太陽光発電を利用している方にピッタリなのが、「発電量計算アプリ」です。先述したHEMSや、モニターのデータから毎日の発電量・余剰電力の入力を行います。そうすることで、当月の月間予想売電収入金額を瞬時に計算することが可能です。

記録したデータはグラフとして図示することもでき、太陽光発電の利用者の節電の意識をより高く持つ事が可能になります。

また、海外のアプリでは、発電量の情報をスマホでモニタリングが可能なものもあります。実際に契約していない場合でもデモアカウントでのテストができるので、今から太陽光発電システムを利用したい方などにもオススメのアプリとなります。

スマホを賢く使い、エコにも貢献する時代がどんどん来ています。
外出しているからよく分からないと思っていた方には、こういったスマホアプリやHEMSなどを取り入れて、太陽光発電をスマホでもっと身近に感じる事が出来れば更に楽しさも倍増する事でしょう。