オムロンのパワコン口コミと評価

太陽光発電で売電収入を得ることを考える場合、いかに効率よく発電量を増やすかが課題となります。そこで、太陽光発電に取り組む人の間でよく行われているのが過積載です。

過積載は、パワコンの出力以上に太陽光パネルを乗せて発電量アップを狙うという方法です。しかし、保証や性能面でネックとなる部分もあります。それをクリアしたのが、オムロンです。

ここでは「過積載に強い」と評判のオムロンについて、性能や価格、評判などをご紹介します。

オムロンの概要

1933年(昭和8年)創業のオムロンは、体温計、血圧計など健康器具メーカーとして有名ですが、それ以外の分野でもさまざまな実績を上げている会社です。

環境関連事業にも力を入れており、太陽光発電用のパワコン、蓄電システムなどの開発・製造を手がけています。特にパワコンメーカーとしては国内トップクラスのシェアを誇る老舗メーカーです。

オムロンのパワコンの歴史は、20年以上前にまでさかのぼります。創業以来培ってきた保護継電器の系統連系技術を応用し、1994年に最初のパワコンの生産を開始しました。以来、長期にわたって、さまざまな需要に柔軟に応える製品を提供し続けています。

オムロンのパワコンに関する実績

オムロンはパワコンの世界では国内を代表する大手メーカーです。1994年に生産を開始したオムロンのパワコンは、2015年1月に累計生産100万台を突破しました。

さらに、オムロンは独自技術「AICOT®」の開発でも知られています。

2002年から研究の始まったAICOT®は、太陽光発電をつけた家が局所的に集中したときの火災・感電リスクを減らす業界初の技術です。

たとえば、群馬県太田市にある「Pal Town 城西の杜」では、世界最大規模の総数553戸で太陽光発電を設置し、電力系統に接続しました。設備容量が2129kWにもおよぶ多数台連系を安全に行うために、オムロンの技術が用いられたのです。

この実証を経て確立されたAICOT®は、オムロン以外のパワーコンディショナーにも搭載され、数多くの太陽光発電の安全性を高めています。

オムロンのパワコンの代表は「KPシリーズ」

オムロンのパワコン「KPシリーズ」では、家庭用から産業用まで用途ごとに適した製品を揃えています。

たとえば、屋外型のスタンダードタイプのパワコン「KPM2」は、高効率パネルや過積載にも対応でき、発電量が期待できる製品です。

隠ぺい配線時の防水性が向上したことで、雨風にさらされる屋外設置はもちろんのこと、海岸から500m以内の重塩害地域への設置も可能になりました。

多くのパワコンは塩害地域での屋外設置に適さなかったり、有料の追加パーツが必要です。オムロンのKPM2は、強風時に一時的に海水が飛んでくるエリアには最適と言えるでしょう。

また、野立て専用パワコンであるKPVシリーズでは、最大200%の過積載が可能になっています。発電量をとにかく増やしたい人にとっても、オムロンは最適なパワコンメーカーなのです。

オムロンのパワコンの主な特徴

オムロンのパワコンの特徴は、過積載でもメーカー保証が対応することです。

過積載を行った場合、日照量が少なくても発電量を確保できます。現在の太陽光発電では常識ともいえる手法ですが、これまでは過積載による保証があいまいでした。

しかし、オムロンでは、入力電圧と入力電流の条件を満たしていれば、パネルの過積載もメーカーで保証されます。また、高効率パネルに対応しているのも強みです。特に、屋内用の「KAK-A」は、33A(3.0/4.0kW)と業界トップクラスでの高電流入力が可能となっており、今後主流となる変換効率の高いパネルにも対応できます。

また、オムロンは発電効率だけでなく、防水性能にも優れています。塩害対応タイプもあり、海岸から500m以内の重塩害地域でも屋外設置が可能です。

さらに、出力制御にも自動で対応できるのもKPシリーズの特徴です。出力制御対応機器の設置義務があるエリアでも、オムロンのパワコンなら間違いありません。出力制御を実施するときも、電力会社の出力制御スケジュール取得から自動的に操作してくれます。

オムロンのパワコンのメリット・デメリット

国内市場でもトップクラスのシェアを誇るオムロンのパワコン。そのメリットとデメリットをさらに詳しく紹介します。

オムロンのパワコンのメリット

まず、オムロンのパワコンのメリットとしては、クオリティの高さが挙げられます。国内の大手電機メーカーの太陽光発電システムにOEM提供されるなど、品質面で高い評価を得ています。

屋内型は湿気に強い構造になっており、洗面脱衣所などに設置できます。目に付きづらい場所で、インテリアを邪魔しません。

さらに、売電収入が効率よく得られるのも強みといえます。

入力電流・入力電圧が高いため、過積載や高効率パネルにも強いです。従来品よりも効率よく売電収入が得られるため、太陽光発電で増収を狙う人にはおすすめのパワコンといえます。

AICOT®により安全性が確保され、7割ルールからの開放による自由度の高さも魅力と言えるでしょう。住宅用太陽光発電の普及が進んだエリアで、新しく自家発電を始める人におすすめです。

オムロンのパワコンのデメリット

オムロンのパワコンで気になるのは、海外メーカーと比べて高額ということです。コストを重要視する人にとってはデメリットと言えるでしょう。

そして、太陽光パネルの過積載で発電量を増やせるのがオムロンの強みですが、そもそもパネル枚数を増やせない土地や屋根で使用する場合、そこまでの性能は必要ないという考え方もできます。

人によってコスパの良し悪しが分かれる製品といえるかもしれません。

オムロンのパワコンの価格帯・相場


オムロンのパワコンはオープン価格となっており、メーカー希望小売価格は特に定められていません。

とある販売店では、単相用屋内型パワコンのKPK-A50で約15万円、KPK-A40で約11万円となっています。

設置費用は施工会社よっても大きく差が出ます。太陽光発電を検討するなら、この価格を参考に各販売店で見積もりを取ってみましょう。やや高額なオムロンで最も安い見積り額を取るには、無料の一括見積りが最適です。

オムロンのパワコンの保証は10年

オムロンのパワコンは10年間の無償保証がついています。ただ、オムロンの直接保証ではなく販売店を通して保証がついている点、有償保証や延長のオプションはない点には注意が必要かもしれません。

また、カタログに記載されている以外での条件の使用、天災・災害など、保証の対象外となる条件もあります。保証内容については、必ず注文前に確認しておきましょう。

なお、初期不良の場合は1年間、代替品の提供、または販売店による無償修理が受けられます。

オムロンのパワコンの口コミ・評判


オムロン製のパワコンは、Q.cells・京セラ・東芝・カナディアンソーラー・ダイキンなど、多数の太陽光発電システムメーカーで採用されているほか、国内市場でも大きなシェアを占めています。

品質に定評があること、価格の割に高性能で発電量も期待できることを評価する人が多いようです。

また、過積載に強いことも人気の理由となっています。過積載でも安心して使え、かつ安全性の評価も高いパワコンを探している人におすすめのメーカーです。

オムロンのパワコンは過積載でも保証されるため安心!

太陽光発電の世界では常識ともいえるパネルの過積載ですが、これまで過積載した場合の保証についてはあいまいなところがありました。

しかし、オムロンのパワコンは条件内で使用している限りは過積載でもしっかり保証してくれます。過積載でも安心して使えるパワコンが欲しい人には朗報といえるでしょう。

ただ、太陽光発電は現地の事情に合わせて作るオーダーメイドです。どこのメーカーのパネルやパワコンが適しているか、施工費用はどうかなど、実際に業者に見積もりをしてもらわないとわからない部分があります。

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