
費用対効果が高い主要メーカー、高品質な大手メーカー、低価格で買えるコスパ重視のメーカーを比較し、人気ランキング化しました。太陽光パネル選びの参考にしてください。
2023年に入り、円安やエネルギー価格による物価上昇に伴い太陽光パネル・パワコンディショナー・架台などの部材の高騰がではじめております。
特に電気自動車関連のV2Hなどの商材は納期が全く不透明になっているなど、太陽光・蓄電池等のメーカーにも影響が出ております。
太陽光パネルメーカー選びの注目ポイント

太陽光メーカーを選ぶときにチェックすべきポイントとしては、主に「耐久性」「変換効率」「価格」の3つがあります。
ここでは、それぞれのポイントについて、くわしく説明します。
耐久性

太陽光メーカーを選ぶ際には耐久性が重要です。太陽光発電設備は安い買い物ではないため、長く使用できるものを選びましょう。
一般的に、太陽光発電設備の寿命はソーラーパネルが20〜30年、パワーコンディショナーが10〜15年といわれています。ただし、設置場所の環境や使い方、設備の重さなどによって寿命は変動します。
また、メーカーによっては暑さや経年による出力低下率が低いパネルや、温度変化の影響を受けにくいパネルなどもあります。
太陽光発電設備の特徴は商品によって異なるため、耐久性についてもしっかり確認することが重要です。
変換効率

太陽光パネルメーカーを選ぶ際には、変換効率を比較することも重要なポイントです。変換効率とは太陽電池が光エネルギーを電気に変換するときの効率のことです。
同じ日照でも、パネルの変換効率が違えば発電量に差が出ます。屋根の面積が限られていても、一枚あたりの変換効率が高いパネルを選んで発電量を増やすことができます。変換効率は太陽光発電設備の性能を表す最も重要な数値といえるでしょう。
発電効率の単位は%(パーセント)で、面積(1平方メートル)あたりの公称最大出力を表しています。変換効率が高ければ高いほど活用できるエネルギーが増え、発電性能が高いということです。
一般的な太陽光発電設備の変換効率は15〜20%程度ですが、メーカーや型式によって異なるため、チェックして比較しましょう。
太陽光パネルの価格

太陽光パネルメーカーを選ぶ際には、太陽光発電設備の価格も重要なポイントです。産業用太陽光発電で利用されている価格の安い海外の太陽光メーカーを選択すれば、初期費用を大きく抑えることができます。
2023年現在、太陽光発電設備の価格は、2021年と比較して産業用太陽光発電など発電容量が50kW超~2MW未満の高圧では値上がり、2MW以上の特別高圧についても値上がりの傾向にあります。
それに対し、住宅用太陽光発電の設備価格の目安は、2023年度は約20万円/kWとなっています。タイナビなどの見積比較サイトを利用すると、安い場合は15万/kwとなります、
太陽光発電は屋根の形状や依頼する業者・設置するメーカーによって金額が異なりますので、必ず自宅の見積もりを依頼して複数の事業者を見比べてください。
以前は売電単価が下がっていることから、太陽光発電の設置に費用をかけすぎてしまうと、なかなか元が取れる期間も長い時期もありましたが、現在は2021年と比較すると電気料金が約1.5倍にも増えており、2023年の夏には2倍(2021年比)になる事が予想されております。
安くて発電量が低いパネルは住宅用には不向き

低価格の太陽光発電設備の中には発電効率が低く、広い敷地にたくさん設置する運用に適しているものがあります。
これは、屋根に設置するには不向きです。住宅に設置する場合、一枚の単価が高くても、発電効率が優れるものが適していることがあります。
必要な発電量が得られる無駄のない設計をするために、メーカーに縛られず、バランスに注意して選ぶのがおすすめです。まずは、プロに設置場所を見せて、最適なメーカーを提案してもらいましょう。
特に住宅用太陽光パネルの場合は屋根の形状に合わせたパネルもあるので、効率的にパネルを設置する事も可能です。
コスパの良い太陽光発電のメーカーベスト3!
太陽光発電を設置すると電気代を抑えられるうえに、発電した電気を売電すれば収入が得られます。
しかし、価格が高くて発電効率が低い、コスパが悪い太陽光発電システムを買ってしまうと、逆に損してしまうこともありえます。
効率よく売電で収益を出すためにも、コスパの良いメーカーの太陽光発電を選びたいものです。
まず、コスパの良いメーカーベスト3をご紹介します。
【コスパランキング 1位】太陽光メーカー長州産業
第1位:長州産業
長州産業は、昭和55年創業し、住宅関連機器の製造販売をスタートしました。1998年から太陽光発電システムの販売が始まり、太陽光メーカーとして、2009年から太陽光モジュールの製造メーカーとして参入しております。抜群の耐久性と長期間の出力保証が特徴です。
長州産業から発売されているヘテロ接合構造セル&波長変換機能 Gシリーズは、モジュール変換効率20.3%と高い変換効率ではあり、積雪荷重や塩害といった、あらゆる環境で使えるところが、コスパ3位の理由です。
25年の出力保証が付いてくるという点でも、他のメーカーと比較してコスパは高いといえます。
太陽光パネルのラインナップが豊富であり、小型124w~348wまで屋根の大きさに合わせて商品が選べます。
【コスパランキング 2位】太陽光メーカーハンファQセルズジャパン
第2位:ハンファQセルズ
ハンファQセルズは韓国のハンファグループのメーカーですが、日本の消費者から大変注目を集めています。耐久性が高く欠陥が少ないという高品質で、ドイツ国内のシェアNo.1を勝ち取りました。
さらに、低価格を追求するために海外工場を持つなど、コスパが良いことで知られています。
人気のQ.PEAK-G5.1 315(公称最大出力315W・モジュール変換効率18.9%)は、革新的とも言えるQ.ANTUMセル技術が採用されています。Q.ANTUMテクノロジーは、日照が少ないときでも高い発電効率を維持し、さまざまな条件下においてトップレベルの性能を維持します。
相場価格は22.8万円/kWですが、マレーシア工場でのOEM製造を開始したため、今後はさらにコスト面の低下が期待できます。
【コスパランキング 3位】太陽光メーカーソーラーフロンティア
第3位:ソーラーフロンティア
ソーラーフロンティアは発電効率が良く製品の品質も高いのに、価格は安めという日本メーカーです。日本国内で100%製造されており、品質は折り紙付きです。
ソーラーフロンティアが誇る住宅用太陽光発電のSFK185-S(最大出力185W)は、相場価格25万円/kWと高品質ながら比較的安価で購入できます。
また、銅・インジウム・セレンを主成分とする太陽電池(CIS太陽電池)を搭載しており、実発電量が多いという特徴があります。
CIS太陽電池はシリコン系と比較して、現時点で年間発電量が10%前後と、かなり高いと実証されています。比較的安くて発電量が多い、ソーラーフロンティアのコスパの良さは業界トップクラスです。
高品質な太陽光発電パネルのメーカーベスト5!
どうせなら高品質なパネルを設置したい!
そんな方にオススメしたいメーカーの太陽光発電をランキングでご紹介します。
購入してから後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
【高品質 1位】三菱電機
第1位:三菱電機
三菱電機と言えば、太陽光発電メーカーとして国内4大メーカーの一つです。
最も堅実な印象のあるメーカーでもあり、多くのメーカーが生産拠点を国外に置く中、三菱電機は全て国内生産にこだわっています。
また、三菱は「生涯発電力」をコンセプトとして掲げ、発電量だけでなく耐久性も重視しています。
人気のPV-MA2500Nは、250マルチリーフシリーズの新商品であり、250Wという高出力を実現。相場価格は27.3万円/kWで、無償で25年間の出力保証もしています。
パネルの性能を表す基準として、JISでは10%程度の誤差まででしたら問題ないとされていますが、三菱電機では公称最大出力を上回る数字を基準にしています。
つまり公称最大出力に確実性があり、品質も高水準が維持されているということです。
【高品質 2位】シャープ
第2位:シャープ
50年以上前から太陽電池の研究と開発を行ってきたシャープだからこそ、高品質なパネルの製造が可能で、高品質なメーカー2位とさせていただきました。
太陽光パネルの種類も豊富にあり、主力製品である「BLACKSOLAR」シリーズのNQ-256AFは最大発電効率19.6%と上位を占めます。シャープの相場価格は34.1万円/kWです。
NU-250AJもモジュール変換効率19.2%、公称最大出力250Wと高効率で、さらに送電ロスと発電ロスの低減を実現しています。
また、NU-250AJにはサイズの異なる複数のパネルが用意されているため、屋根の大きさに合わせ効率よく設置することができます。
【高品質 3位】マキシオン(旧サンパワー)
マキシオン(旧サンパワー)は東芝に太陽光パネルを供給していたメーカーで、すでに全国10万戸以上の住宅に設置されています。
その太陽光パネルは、世界一の変換効率と業界最長の40年製品・出力保証を実現した圧倒的な性能を誇ります。
設置から40年目に発電出力が88.25%を下回っていると、メーカー保証で対処してもらえます。
つまり、
安定した発電量で使い続けられる太陽光パネルが欲しい方に最適です。
またサンパワー時代はパネルのみの販売でしたが、2022年夏よりシステムのパッケージ販売を開始しました。こちらも保証内容が充実しており、パワコン・蓄電池は20年保証、自然災害補償は10年です。
【高品質 4位】京セラ
世界で初めて長期連続試験に合格した京セラの太陽光発電は、さまざまな屋根の形状に対応しており、また災害時にもきちんと補償してくれます。
KJ270P-5ETCGは、モジュール変換効率18.5%、公称最大出力270Wと一般的な数字ではありますが、国産品質を26万円/kWという低価格の相場で購入できるというメリットがあります。
低価格で太陽光発電を始められるメーカーベスト5!
太陽光発電は初期費用でまとまったお金が必要となるため、太陽光発電を設置したいけど経済的に厳しい…という方も多いことでしょう。
少しでも価格を抑えて設置するなら、低価格さが強みの太陽光発電メーカーを選んでみてはいかがでしょうか。
ここでは、初期費用が抑えられる太陽光発電メーカーのベスト5をご紹介します。
住宅用の場合は日本国内の知名度が価格よりも重視されるので、国内メーカーが人気ですが、法人向け産業用太陽光発電などは品質だけでなく、価格が最も重視される傾向があります。
【低価格 1位】太陽光メーカーロンジ(LONGi)
第1位:LONGi
番外編となりますが、世界最大級の生産量・出荷量を誇り、世界中のメガソーラーなどでも利用されているパネルメーカーはLONGi(ロンジ)となります。
価格が日本国内でも圧倒的に安いので、産業用太陽光発電では多く使われているメーカーです。中国国内で製造されており、変換効率が20.7~21%台と品質は間違いありません。
産業用パネルといえば、トリナソーラー・カナディアンソーラー・ジンコソーラーなどが有名ですが、2023年はロンジが大注目です!
住宅用太陽光発電では日本メーカーを選ぶ傾向がありますが、価格・品質・実績は世界最大級です!
【低価格 2位】太陽光メーカーフジプレアム
第2位:フジプレアム
フジプレアムの特徴として、他社にはない非常に厳しい審査基準を設定していることが挙げられます。一般的な審査と比較して、約3倍も厳しくなっています。
主力商品の一つであるFCT-230Y3(公称最大出力230W・モジュール変換効率15.75パ%)は、約15.2万円と低価格ではありますが、世界が認めた高品質を維持しています。
その品質から出力保証を15年に設定しています。耐久性に自信を持っているからこそできることです。
【低価格 3位】太陽光メーカーサンテックパワー
第3位:サンテックパワー
中国のパネルメーカーの中にも、JAソーラーやインリーソーラー、トリナ・ソーラーなど、人気の高いメーカーがあります。
特に、サンテックパワーは中国メーカーによる太陽光発電の代表格とも言える存在で、その価格の安さから日本の大手企業を脅かしています。
STP255S-16/Tfhmのモジュール変換効率は19.2%で、公称最大出力は255Wを謳っています。これほどの高い水準でありながら、約18.7万円という低価格で販売しているのが特徴です。
【低価格 4位】太陽光メーカートリナ・ソーラー
トリナ・ソーラーは国内で「低価格」を前面に出しているメーカーです。もう間もなくパネルの供給が世界一になる勢いで売上を伸ばしています。
安くてもモジュール変換効率16.0%、公称最大出力205Wと十分なパフォーマンスを実現しています。
【低価格 5位】太陽光メーカーカナディアン・ソーラー
安価で信頼性の高いカナダのメーカーとして、国内でもシェアを広げつつあるカナディアン・ソーラーの太陽光発電は、多くの販売店が取り扱っています。
CS6A-240MS(公称最大出力240W)は25年間モジュール出力保証と10年間製品保証を掲げており、モジュール変換効率も18.42%と高い水準です。
低日照の条件下でも97.5%以上というモジュール変換率を実現しているため、日差しが強くない地域にうってつけ。全国エリアで設置することが可能です。
失敗しない太陽光パネルの選びかた
太陽光パネルは後からの変更が難しいものです。自宅に合う製品を選んであげたいですよね。太陽光パネルのメーカーを選ぶときに、気を付けたいことを3つ紹介します。
自宅の気候に適しているか

まず、設置場所の気候に合った製品を提供しているメーカーかどうかを確認する必要があります。
仮に、高品質で低価格の太陽光発電メーカーを見つけたとしても、設置場所の気候に合った製品でなければ、実力を十分に発揮できないためです。発電効率の低下や故障のリスクも否定できません。
たとえば、積雪地域には積雪対策がされた太陽光パネル、海の近くなど塩害地域に住んでいる場合は塩害対策が施された太陽光パネルを使うことが大切です。
長期間にわたって効率的に発電するためにも、設置場所の気候や自然災害を考慮して、適切な太陽光パネルを提供しているメーカーを選ぶようにしましょう。
パネルが屋根の形状に合うか

住宅用の太陽光発電なら、屋根の形状に合う太陽光パネルを作っているかどうかについても、メーカーを選ぶ前に確認する必要があります。
日本の住宅は屋根が特殊で、三角形を合わせたような複雑な形状をしているパターンが一般的です。
そのため、太陽電池モジュールが大きく四角形のパネルしかない場合には、隅々まで無駄なくパネルを乗せることはできず、設置容量が少なくなってしまいます。
長州産業、京セラなどは三角形や台形など多様な形の太陽光パネルを作っています。組み合わせによって、屋根の端までパネルを乗せることが可能です。
小さい屋根で効率的に発電したい場合は、メーカーごとにパネルの大きさや形をチェックし、レイアウトについて相談すると良いでしょう。
保証期間はいつまでか

保証期間についても、しっかりと確認しておきましょう。保証期間はメーカーによって10~25年と大きな差があります。
保証期間を過ぎてからパネルが故障してしまったら修理は有償となり、1枚当たり10〜15万円の費用がかかるなど、大きな出費が発生します。
そこで、保証期間が長い太陽光発電システムを選んでおくと、長く安心して使えるでしょう。
保証内容もメーカーによって異なり、故障した場合のシステム保証や、出力が落ちた場合の出力保証などがあります。くわえて、有料で保証期間を延長できるメーカーもありますので、加入するかも含めてよく確認しておきましょう。
ソーラーパネルの重さ

太陽光発電のパネルはメーカーによって違いはあるものの、200Wのパネル1枚あたり15kgほどです。
一般家庭の屋根に20枚のパネルを乗せて4kWのシステムを作ると300kgにもなり、さらにソーラーパネルを架台の重量も加わるため、屋根に負担がかかります。
ソーラーパネルの重さを減らすには、発電効率が高いパネルを使用したり、重量が軽いパネルを使用したりする方法があります。詳しくは以下の記事で紹介しているので確認してみましょう。
軽量型のソーラーパネルメーカー

1958年に国内で太陽光発電システムが実用化されて以降、各社で開発を続けて効率化・低価格化・軽量化が進んでいます。
そのようななかで、東洋アルミニウム株式会社が2018年にリリースした産業用の軽量モジュールが注目されています。
通常のモジュールが1平方メートルあたり約12㎏あるのに対し、東洋アルミニウムのモジュールは1平方メートルあたり約6㎏と約半分の重さです。
耐荷重の問題でソーラーパネルを設置できなかった工場やスーパー、公共施設なども東洋アルミニウムのソーラーパネルなら解決できます。詳細は以下の記事で紹介しています。
ソーラーパネルの安全性
消費者庁は、2019年1月に太陽光発電システムによる火災事故の事例や火災リスクについて情報を公開しました。火災の主な原因は、太陽光パネルの製品不良と施工不良によるものとされています。
製品不良や自然災害による火災は致し方ないにしても、施工不良による火災リスクは抑えることが可能です。
では、どのようなケースで火災が起こりやすいのか、火災を防ぐにはどうしたら良いのかについて、以下の記事で確認してみてください。
モバイル用ソーラーパネルは使えない
災害発生などを起因とする停電への備えとして注目されているなかのひとつにモバイル用ソーラーパネルがあります。折りたたんで持ち運びができ、低下価格などの理由から購入を検討している人もいるかもしれません。
しかし、モバイル用ソーラーパネルは固定価格買取制度(FIT)の対象にならないので、売電することは不可能です。
そもそも、モバイル用ソーラーパネルは発電量も少なく、あくまでも災害時の非常用バッテリーという位置付けなので、ランキングで紹介しているメーカーから選ぶようにしましょう。
おすすめの太陽光メーカーを探しているなら無料見積もりがおすすめ

あらかじめ太陽光発電設備メーカーを決めておくことは大切です。ただし、太陽光発電設置業者(施工店)によって取り扱う太陽光発電設備が異なるため、希望するメーカーの太陽光パネルを設置できるとは限りません。
特に価格重視の方は太陽光パネルメーカーの選定に海外メーカーを採用する場合がありますが、海外メーカーの取り扱いがある販売店とない販売店が多数存在ます。
そこで、タイナビなどの一括見積もりサイトを利用すれば、数ある施工店の中から希望条件に合う施工店に対して、優先的に見積もりを依頼できます。タイナビに登録している販売店の太陽光パネルメーカーラインナップは豊富です。登録店200社以上
効率的に、より良い施工店を見つけやすいタイナビでの無料見積もりをお勧めします。
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