太陽光発電 国内・国外メーカーランキング

太陽光発電システムの導入を検討している方にとって、コストパフォーマンス、耐久性、変換効率は重要な選択基準です。

多種多様なメーカーや製品の中で、どの太陽光パネルを選べば良いのか、どのようにして最適な業者を見つけ出せば良いのかは、多くの人にとって頭を悩ませる問題です。

今回の記事では、太陽光発電システムの人気ランキングや選び方について詳しく解説していきます。

太陽光発電システムの導入を検討している方は、まずは幅広い情報を収集し、自宅に最適なシステムを選ぶことが大切です。

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プロが教える!太陽光パネルメーカー選びの8つの基準

太陽光パネルメーカー選びの注目ポイント

太陽光パネルを選ぶときにチェックすべきポイントは主に次の8つがあります。

  • 耐久性
  • 変換効率
  • 価格
  • サイズ
  • 重量
  • デザイン
  • 安全性
  • 気候

ここでは、それぞれのポイントについて、くわしく説明します。

耐久性

太陽光パネルメーカー選び

太陽光パネルの平均寿命は次の通り、比較的長くなっていますが、設置場所の環境や使い方、設備の重さなどによって寿命は変わってきます。

部品平均寿命
ソーラーパネル20〜30年
パワーコンディショナー10〜15年

太陽光パネルは決して安い買い物ではありません。

一般的な目安として「10年前後で元が取れる」と言われています。

住宅用太陽光発電の場合、固定売電価格での元買取期間が10年になり、その後は売電価格が一気に落ちますが、元が取れた後は利益になります。

そのため、「1秒でも長く稼働した方が、多くの利益を出せる」という意味で、耐久性が良く、少しでも長く使用できる太陽光パネルを選ぶのがおすすめです。

具体的には、太陽光パネルのメーカーが提示する次のようなものを確認しましょう。

  • 太陽光パネルの耐久性に関わる特徴
  • 太陽光パネルの保証

最終的に、上記2つを考慮に入れた上で、信頼できるメーカーから購入するのがおすすめです。

太陽光パネルの耐久性に関わる特徴

太陽光パネルの中には、暑さや経年による出力低下率が低いパネルや、温度変化の影響を受けにくいパネルなどもあります。

太陽光パネルは屋根の上の雨風に晒される環境下に設置される機器なので、過酷な環境の中でも変わらずに発電し続けられるパネルを選びましょう。

太陽光パネルの保証

太陽光パネルには、基本的に次の3つの保証がついています。

また、メーカーによっては保証期間の延長を有料オプションとして提供していることもあります。

太陽光発電設備の保証
太陽光パネルの保証

製器保証家電製品メーカー保証と同様に、製造上の不具合があった場合に修理や交換を行なってもらえる保証です。メーカーにより機器保証の期間や内容が異なります。

出力保証パネルの出力が予定された数値を下回った場合、メーカーに修理や交換を行なってもらえる保証です。メーカーにより何%まで出力を保証してもらえるのかが異なります。期間は20年〜25年が一般的です。

システム保証パネルだけではなく、パワーコンディショナーなどの周辺機器に対する保証です。これはシステム全体を同一のメーカーから導入した場合にのみつく保証です。期間は10年〜15年が一般的です。

保証期間はメーカーによって様々で、10年〜25年と大きな差があります。

保証期間を過ぎてからパネルが故障してしまったら、修理は有償となり、太陽光パネル1枚あたり10万円〜15万円の費用がかかるなど、大きな出費が発生してしまいます。

太陽光パネルを選ぶ際には、こういった保証がついているかどうか、また、メーカーによって異なる保証内容や期間、保証期間延長の有料オプションをよく確認しましょう。

保証期間が長い太陽光パネルを選ぶと、長く安心して使えます。

変換効率

変換効率とは、太陽の光エネルギーを電気エネルギーにどれぐらい変換できるか、という指標です。

同じ日照でも、太陽光パネルの変換効率が違えば発電量に差が出ます。

たとえば、次の図のように、仮に1平方メートルの太陽光パネルからそれぞれ100%、20%の変換効率で発電ができる太陽光パネルがあるとすれば、100%の方が同じ時間で多く発電ができるということです。

変換効率

※ 「%」は1平方メートルあたりの公称最大出力を表している。

たとえ1%の違いであっても、その積み重ねが数年、数十年で大きな発電量の差、売電収入の差につながります。できる限り変換効率の高い太陽光パネルを選んだ方がお得です。

具体的には「モジュール変換効率」と記載されている項目をチェックしましょう。

変換効率は年々向上しており、近年では18%〜21%が一般的です。

価格

太陽光発電の平均設置価格

太陽光パネルを選ぶ際には、価格も重要なポイントです。

太陽光パネルの価格はメーカーによって幅がありますが、価格の安さだけで選ぶのはおすすめできません。

たとえば、価格が安かったとしても発電効率が低ければ、後で損をするからです。

特に高く電気が売れる期間は住宅用の場合、最初の10年間と決まっています。

もし利益を考えるのであれば、この期間に多くの電気を発電できるような発電効率の高いパネルを選んだ方が結果的にお得なのです。

まとめると、太陽光パネルは、「発電効率ができるだけ高く、価格が安いもの」を選ぶことが重要です。

安くて発電量が低いパネルは住宅用には不向き

太陽光発電発電量

価格が安い太陽光パネルの中には、発電効率が低いものがあります。

こういったパネルは広い敷地にたくさん設置する運用に適しているものであり、住宅の屋根のような狭い場所への設置には不向きです。

住宅に設置する場合には、太陽光パネル一枚の単価が高くても、発電効率に優れるものが適しています。

国内、海外、どちらの太陽光パネルがおすすめ?

少し選ぶ難易度が上がりますが、産業用太陽光発電で利用されている価格の安い海外の太陽光メーカーも視野に入れることで、初期費用を大きく抑えることができます。

国内・海外の太陽光パネルの特徴は次の通りです。

海外の太陽光パネル空き地を広く使う産業用太陽光発電所に適しており、発電効率が低いものが多い。ただし初期費用が比較的安い。屋根に適したものがあれば費用を抑えられる。
国内の太陽光パネル狭い屋根にパネルを敷き詰めることに向いている。高額だが発電量が多く、多彩なサイズ展開があるのが特徴。

2024年現在、太陽光発電設備の価格は、2021年と比較して、産業用太陽光発電など、発電容量が50kW超〜2MW未満の高圧では値上がり、2MW以上の特別高圧についても値上がりの傾向にあります。

そんな中で住宅用太陽光発電の設備価格の目安は2024年時点で約25.5万円/kWです。

しかし、海外の太陽光メーカーなどを含め、タイナビなどの見積比較サイトを利用すると、安い場合は15m万/kWとなります。

このように国内メーカーだから必ず良いという訳ではなく、海外メーカーなども含め複数の太陽光パネルを比較することで、安くて発電効率が高いものを選ぶことができるのでおすすめです。

太陽光発電は価格比較が必要

以前は売電価格が下がっていることから、太陽光発電設備の設置に費用をかけすぎてしまうと、元を取るまでに時間がかかってしまうという時期もありました。

今現在は2021年と比較すると電気料金が約1.5倍にも増えており、2024年には2倍(2021年比)になり、売電価格も上がっています。

そのため、以前ほど太陽光発電設備の設置の費用を気にしなくても良くなり、海外メーカーも含め、幅広い選択肢の中から太陽光パネルを比較し、最適なものを選びましょう。

自分でどの太陽光パネルを選べばよいかわからない場合は、自分で無理に選ぼうとせず、まずは、プロに設置場所を見せて、最適なメーカーを提案してもらいましょう。

サイズ

小型太陽光パネル

太陽光パネルを選ぶ際、「どのメーカーの太陽光パネルが安くて発電効率が良いのか?」という様に、製品基準で選んでしまいがちですが、それは間違いです。

どの太陽光パネルが良い、悪い、ではなく、あなたの住宅の屋根に適した、もっとも初期費用が安く、発電効率が高い最適解を見つけることこそがコストパフォーマンスをよくする、唯一の方法なのです。

たとえ安くて発電効率の良い太陽光パネルを選んだとしても、屋根の形状に合っておらず無駄なスペースが多くなってしまえば、かえって損をしてしまいます。

また、屋根の形状に合っていない太陽光パネルの設置は非効率な作業にならざるを得ず、設置工事費用が多くかかってしまう場合もあります。

そのため、あなたの住宅の屋根に無駄なスペースをつくることなく敷き詰められるサイズの太陽光パネルをできる限り選ぶようにしましょう。

太陽光パネルの1枚あたりのサイズはメーカーによって異なります。

自分の住宅の屋根の形状にどのようなサイズの太陽光パネルが合うのか分からない場合は、プロに屋根を見せて最適なメーカーを選んでもらうのがおすすめです。無理に自分で選ぼうとするとかえって損をします。

メーカーによっては、住宅用太陽光パネルの場合は屋根の形状に合わせたパネルもあるので、屋根の大きさや形状に合わせて選ぶのがおすすめです。

パネルが屋根の形状に合うか

三角形や台形の住宅用の太陽光発電

住宅用の太陽光発電なら、屋根の形状に合う太陽光パネルを作っているかどうかについても、メーカーを選ぶ前に確認する必要があります。

日本の住宅は屋根が特殊で、三角形を合わせたような複雑な形状をしているパターンが一般的です。

そのため、太陽電池モジュールが大きく四角形のパネルしかない場合には、隅々まで無駄なくパネルを乗せることはできず、設置容量が少なくなってしまいます。

住宅用の太陽光発電

長州産業、京セラなどは三角形や台形など多様な形の太陽光パネルを作っています。組み合わせによって、屋根の端までパネルを乗せることが可能です。

小さい屋根で効率的に発電したい場合は、メーカーごとにパネルの大きさや形をチェックし、レイアウトについて相談すると良いでしょう。

重量

ソーラーパネルの重さはどれぐらい

基本的に太陽光パネルを屋根に設置することによって、屋根の耐荷重を超えたり、それによって耐震性など住宅の性能が落ちることは基本的にありませんが、築年数の古い住宅や欠陥があるような住宅については稀に注意が必要な場合があります。

太陽光パネルはメーカーによって違いはあるものの、200Wのパネル1枚あたりの重さが約15kgほどです。

たとえば、仮に住宅の屋根に20枚のパネルを載せて4kWの太陽光発電のシステムを作るとすれば合わせて約300kgほどになります。

また、太陽光パネルの架台の重量も加わります。

一般的な住宅の場合はほとんど気にしなくて良い項目ではありますが、もし屋根の上への負担を最小限に抑えるためには、次の2つの観点で太陽光パネルを選ぶようにしましょう。

  • 発電効率が高い(設置面積がそれだけ少なくて済む)
  • 重量が軽い

太陽光パネルの重量については次の記事で詳しく紹介しているので、併せてご覧ください。

https://www.tainavi.com/library/5144/

東洋アルミ

1958年に国内で太陽光発電システムが実用化されて以降、各社で開発を続けて効率化・低価格化・軽量化が進んでいます。

そのようななかで、東洋アルミニウム株式会社が2018年にリリースした産業用の軽量モジュールが注目されています。

通常のモジュールが1平方メートルあたり約12㎏あるのに対し、東洋アルミニウムのモジュールは1平方メートルあたり約6㎏と約半分の重さです。

耐荷重の問題でソーラーパネルを設置できなかった工場やスーパー、公共施設なども東洋アルミニウムのソーラーパネルなら解決できます。

詳細は以下の記事で紹介しています。

https://www.tainavi-biz.com/energy-iot/4195/

デザイン

住宅の屋根に敷き詰める太陽光パネルは、住宅の見た目にも大きな影響を与えます。

たとえば、青っぽい色味のものから黒っぽい色味のもの、パネル同士の境目をなくしたデザイン性の高いもの、などさまざまなデザインのものがあります。

耐久性や変換効率、価格、サイズほど重要度は高くありませんが、デザインを重視したいという方はそういった太陽光パネル選びの基準も持っておくと良いでしょう。

安全性

太陽光発電システムによる火災と対策

消費者庁は、2019年1月に太陽光発電システムによる火災事故の事例や火災リスクについて情報を公開しました。

火災の主な原因は、太陽光パネルの製品不良と施工不良によるものとされています。

しかし、製品不良については「製品不良の少ない信頼性の高いメーカーの太陽光パネルを選ぶ」ということ以外は気をつけることができません。

また、施工についても施工業者によるため、私たち側から注意できることは限られています。

そのため、こういったもしもの事態が起きないように、信頼性の高いメーカーを選ぶということ、そしてもしもの時の保証が充実しているメーカーの太陽光パネルを選ぶと安心です。

たとえば、メーカーによっては火災や自然災害などで壊れてしまったり、その影響で周囲に損害を出してしまった場合に保証をしてくれる『自然災害保証』や、太陽光パネル設置工事後に雨漏りなどが発生してしまった場合に保証してくれる『施工保証』がついているメーカーもあります。

また、どのようなケースで火災が起こりやすいのか、もし起こった時にどう対処すれば良いのかも事前に把握しておきましょう。

https://www.tainavi.com/library/4417/

気候

太陽光発電設置場所

地域によって太陽光パネルの使用環境は大きく異なります。

そのため、設置場所の気候に合った製品を提供しているメーカーかどうかを確認しましょう。

仮に、高品質で低価格の太陽光発電メーカーを見つけたとしても、設置場所の気候に合った製品でなければ、実力を十分に発揮できないためです。

発電効率の低下や故障のリスクも否定できません。

積雪地域太陽光パネル

たとえば、積雪地帯には積雪対策がされた太陽光パネル、海の近くなど塩害地域に住んでいる場合は、塩害対策が施された太陽光パネルを使うことが大切です。

https://www.tainavi.com/library/4528/

長期間にわたって効率的に発電するためにも、設置場所の気候や自然災害を考慮して、適切な太陽光パネルを提供しているメーカーを選ぶようにしましょう。

太陽光発電のプロが選ぶ!おすすめの太陽光パネルメーカー

太陽光発電の導入時に何を重視するかは、人によって異なります。

とにかく初期費用を抑えて導入できる太陽光パネルを選びたい、という方もいれば、長期的に考えて一番発電効率の良いものを選びたいという方、安くて発電効率の良いコスパを重視する方もいらっしゃいます。

そこで、今回は、太陽光発電のプロが次の3つの観点でおすすめの太陽光パネルメーカーをご紹介します。

  • バランス重視!コスパの良い太陽光パネルメーカー
  • 発電効率が高い!高品質な太陽光パネルメーカー
  • 初期費用が安い!低価格の太陽光パネルメーカー

バランス重視!コスパの良い太陽光パネルメーカー

コスパの良い太陽光発電のメーカー

「初期費用は安めで抑えつつ、発電効率はできるだけ良い」というコストパフォーマンスを重視する方におすすめのメーカーをご紹介します。

こういった方は太陽光パネルの専業メーカーなどがおすすめです。

【コスパランキング 1位】長州産業

第1位:長州産業
長州産業は、昭和55年創業し、住宅関連機器の製造販売をスタートしました。1998年から太陽光発電システムの販売が始まり、太陽光メーカーとして、2009年から太陽光モジュールの製造メーカーとして参入しております。抜群の耐久性と長期間の出力保証が特徴です。

長州産業で発売されているヘテロ接合構造セル&波長変換機能 Gシリーズは、モジュール変換効率が20.4%と高水準でありながら、高温、積雪、塩害などあらゆる環境で使える耐久性の良さを兼ね備えています。

経済産業省が令和5年2月に発行した『令和5年以降の調達価格等に関する意見』によれば、住宅用太陽光発電のシステム設置費用の平均は26.1万円/kWとなっています。

Gシリーズはその平均設置費用の水準と同等もしくは安めの価格帯であり、さらに変換効率、耐久性、品質ともに良いことがコスパ1位の理由です。

また、次のような保証が充実していることも、理由の1つです。

モジュール出力保証25年
構成機器保証15年
施工保証
(雨漏り保証含む)
10年

長州産業のGシリーズのラインナップは次の通りです。(※参考にBシリーズも掲載)

Gシリーズ
CS-348G81
Gシリーズ
CS-232G81S
Bシリーズ
CS-340B81
Bシリーズ
CS-223B81S
変換効率20.4%20.0%20.0%19.2%
最大出力348W232W340W223W
製品保証
出力保証
15/25年15/25年15/25年15/25年
寸法1,616×1,054×40mm1,372×845×40mm1,616×1,054×40mm1,372×845×40mm
質量18.8kg13.2kg18.2kg12.8kg
メーカー
希望小売価格
248,820円/枚(税込)165,880円/枚(税込)222,530円/枚(税込)145,970円/枚(税込)
https://www.tainavi.com/library/4151/

【コスパランキング 2位】ハンファQセルズジャパン

第2位:ハンファQセルズ
ハンファQセルズは韓国のハンファグループのメーカーですが、日本の消費者から大変注目を集めています。耐久性が高く欠陥が少ないという高品質で、ドイツ国内のシェアNo.1を勝ち取りました。

ハンファQセルズは、ドイツ発祥のメーカーであり、低価格追求のために海外工場を持つなど、コスパが良いことで知られるメーカーです。

カナディアンソーラーと並んで日本で注目されている2大海外メーカーです。

国内メーカーを凌ぐ圧倒的な低価格さと、日照時間が少ない時でも高い発電効率を維持するQ.ANTUMテクノロジーを採用した高性能さを併せ持っているのが特徴。

人気のQ.PEAK DUO-G9のモジュール発電効率は20.6%を誇ります。

また相場価格も24〜29万円/kWとなっており、国内メーカーに比べて安い価格帯で太陽光発電システムを設置することができます。

Q.TRON
M-G2.4+
Q.TRON
S-G2.4+
Q.PEAK
DUO M-G11S
Q.PEAK
DUO S-G11S
Q.PEAK
DUO-G9
変換効率22.0%21.6%21.3%20.8%20.6%
最大出力430W285W415W275W355W
製品保証
出力保証
25/25年25/25年12/25年12/25年12/25年
寸法1,134×1,722×30mm766×1,722×30mm1,134x1,722x30mm766x1,722x30mm1,030x1,673x32mm
質量21.2kg14.9kg21.1kg14.9kg19.0kg
メーカー
希望小売価格
2024年4月
販売開始予定
2024年4月
販売開始予定
290,400円/枚(税込)257,000
~335,000円/枚(税込)
283,503円/枚(税抜)
https://www.tainavi.com/library/4154/

【コスパランキング 3位】ソーラーフロンティア

第3位:ソーラーフロンティア
ソーラーフロンティアは製品の品質も高いのに、価格は安めという日本メーカーです。ソーラーフロンティアは、2021年国内の太陽光パネル生産から撤退し、中国メーカーによる結晶シリコン型パネルのOEMに切り替えると発表しました。

ソーラーフロンティアが誇る住宅用太陽光発電のSFK185-S(最大出力185W)は、相場価格25万円/kWと高品質ながら比較的安価で購入できます。

また、銅・インジウム・セレンを主成分とする太陽電池(CIS太陽電池)を搭載しており、高温や真夏にも強く、パネルの一部分に影がかかっても発電効率が落ちにくいという特徴があります。

CIS太陽電池はシリコン系と比較して、現時点で年間発電量が10%前後と、かなり高いと実証されています。比較的安くて発電量が多い、ソーラーフロンティアのコスパの良さは業界トップクラスです。

SFA405-120CSFC405-108AGSFC410-108BSFC410-108AGSFC415-108B
変換効率–%–%–%–%–%
最大出力405W405W410W410W415W
製品保証
出力保証
10/20年10/20年10/20年10/20年10/20年
寸法1,754x1,096x30mm1,722x1,134x35mm1,722x1,134x30mm1,722x1,134x35mm1,722x1,134x30mm
質量21.3kg25.4kg21.2kg25.4kg21.2kg
メーカー
希望小売価格
お問合せ下さいお問合せ下さいお問合せ下さいお問合せ下さいお問合せ下さい
https://www.tainavi.com/library/4143/

発電効率が高い!高品質な太陽光パネルメーカー

高品質な太陽光発電パネルのメーカー

「初期費用は特に高めでも良いので、メンテナンスの手間や費用がかかりにくく、発電効率が高く、長期的な目線で利益が一番大きくなる」という品質を重視する方におすすめのメーカーをご紹介します。

こういった方は国内メーカーがおすすめです。

【高品質ランキング1位】シャープ

第1位:シャープ
50年以上前から太陽電池の研究と開発を行ってきたシャープだからこそ、高品質なパネルの製造が可能で、高品質なメーカー1位とさせていただきました。

シャープの相場価格は14万~22万円/kWです。

太陽光パネルの種類も豊富にあり、主力製品である「BLACKSOLAR」シリーズの「NQ-230BP」は発電効率20.2%と上位を占めます。

また、垂直積雪量200cmまでの地域に設置可能な積雪対応モデルでもあり、場所を選ばずに設置できる点や、高い発電効率が特徴です。

さらに、「NU-435PP(発電効率22.3%)」「NU-287PP(発電効率21/7%)」のように非常に高性能なモデルもあります。

「NQ-151BP」のように小型のサイズのラインナップや、「NQ-120LP/RP」のように五角形の形をしたコーナーモジュールなど、複数の異なるサイズ感のパネルが揃っており、屋根の形状に合わせて効率よく設置できるのも魅力の1つです。

<NEW>
NQ-230BP
<NEW>
NQ-151BP
<NEW>
NU-435PP
<NEW>
NU-287PP
NU-259AMNQ-254BMNU-228AP
変換効率20.2%19.5%22.3%21.7%20.0%19.0%20.0%
最大出力230W151W435W287W254W228W259W
製品保証
出力保証
15/20年15/20年10(有償は15)/20年10(有償は15)/20年10(有償は15)/20年10(有償は15)/20年10(有償は15)/20年
寸法1,146×996×38.5mm779×996×38.5mm1,721×1,133×40mm1,721×768×40mm1,265×1,055×46mm1,146×996×38.5mm1,265×1,055×46mm
質量13.0kg9.0kg22.0kg15.5kg15.5kg13.0kg16.5kg
メーカー
希望小売価格
176,000円/枚(税込)121,000円/枚(税込)297,000円/枚(税込)209,000円/枚(税込)163,900円/枚(税込)143,000円/枚(税込)214,500円/枚(税込)

➡ 「シャープ旧品番情報」はここをクリックしてください。
NU-259HM
変換効率19.4%
最大出力259W
製品保証
出力保証
10(有償は15)/20年
寸法1,265×1,055×46mm
質量16.5kg
メーカー
希望小売価格
214,500円/枚(税込)
https://www.tainavi.com/library/4144/

【高品質ランキング2位】マキシオン(旧サンパワー)

第2位:マキシオン(旧サンパワー)
マキシオン(旧サンパワー)は東芝に太陽光パネルを供給していたメーカーで、すでに全国10万戸以上の住宅に設置されています。

世界一の変換効率の高さと、40年後も高い発電量を維持する業界トップクラスの耐久性の高さを誇る高品質な太陽光パネルメーカーです。

通常は10〜25年程度の製品・出力保証が一般的ですが、マキシオンの保証期間はなんと40年です。

設置から40年目に発電出力が88.25%を下回っていると、メーカー保証で対処してもらえます。

また、1,500万枚以上のパネル出荷のうち、返品率0.005%未満という低さもその品質の高さを物語っていると言えます。

平均相場よりも高い価格帯ではありますが、安定した発電量で、長期間使い続けられる太陽光パネルが欲しい方に最適なメーカーです。

Max3-375BLKMax3-400
変換効率21.2%22.6%
最大出力375W400W
製品保証
出力保証
40/40年40/40年
寸法1,046×1,690×40mm1,046×1,690×40mm
質量19.0kg19.0kg
メーカー
希望小売価格
お問合せ下さいお問合せ下さい

【高品質ランキング3位】京セラ

第3位:京セラ
京セラの太陽光発電システムは、世界で初めて長期連続試験に合格した実績を持ち、その信頼性と性能で多くのユーザーから高い評価を受けています。

京セラの太陽光発電システムは、日本の屋根にぴったり合うサイズ設計、自在なレイアウト性、そして「ForZ®」技術による高効率発電を特長としています。

特に2016年に発売されたルーフレックスシリーズは、さまざまな屋根の形状に対応し、効率的な太陽光発電が可能です。

また、国内の太陽光発電のパイオニアとして「京セラ品質」を追求。

KJ270P-5ETCGは、モジュール変換効率18.5%、公称最大出力270Wと一般的な数字ではありますが、国産品質を20万円/kWという低価格の相場で購入できるというメリットがあります。

標準保証に加え、機器保証15年、自然災害補償15年、出力保証20年というトリプル保証を有償で導入するなど、保証も充実しています。

KT410W-108HL4BKT410W-108HL4KT230W-60HL4BKJ270P-5ETCGKJ210P-5ETCGKJ178P-5ETCGKJ137P-5ETCGKJ97P-5ETRCGKJ97P-5ETLCGKJ87P-5ETCG
変換効率21.0%21.0%約20.76%18.5%18.0%18.1%17.4%14.2%14.2%14.9%
最大出力410W410W230W270W210W178W137W97W97W87W
製品保証
出力保証
10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年10年(有償は15)/20年
寸法1,722×1,134×35mm1,722×1,134×35mm1,134×977×35mm1,470×990×36mm1,176×990×36mm1,470×668×36mm1,176×668×36mm882×990×36mm882×990×36mm588×990×36mm
質量25.4kg25.4kg15.0kg17.1kg13.7kg12.0kg9.6kg9.0kg9.0kg7.0kg
メーカー
希望小売価格
351,780円/枚(税込)351,780円/枚(税込)197,340円/枚(税込)201,960円/枚(税込)157,080円/枚(税込)133,144円/枚(税込)102,476円/枚(税込)72,556円/枚(税込)72,556円/枚(税込)65,076円/枚(税込)
https://www.tainavi.com/library/4141/

初期費用が安い!低価格の太陽光パネルメーカー

低価格で太陽光発電を始められるメーカー

「初期費用をとにかく安く抑えたい」という初期費用の安さを重視する方におすすめのメーカーをご紹介します。

こういった方は海外メーカーなどがおすすめです。

【低価格ランキング1位】ロンジ(LONGi)

第1位:LONGi
番外編となりますが、世界最大級の生産量・出荷量を誇り、世界中のメガソーラーなどでも利用されているパネルメーカーはLONGi(ロンジ)となります。

世界最大の太陽光発電モジュールメーカーです。

価格が日本国内でも圧倒的に安いので、産業用太陽光発電では多く使われているメーカーですが住宅用太陽光発電にも使えます。

中国、マレーシア、ベトナムなど主に海外拠点で製造されており、変換効率が21~21.5%台と品質は間違いありません。

産業用パネルといえば、トリナソーラー・カナディアンソーラー・ジンコソーラーなどが有名ですが、2024年はロンジが大注目です!

住宅用太陽光発電では日本メーカーを選び、海外メーカーを「安かろう悪かろう」と思って避ける傾向がありましたが、今はそんな時代ではありません。

海外メーカーで、日本メーカーに匹敵する、もしくは超えるものが多くあります。

住宅用であれば小・中規模型がおすすめです。

以下のようなモジュールがあります。

LR-54HTDBLR5-72HTHFLR5-54HTHLR5-72HTHLR5-54HTB
変換効率20.9%21.2%20.9%22.6%20.9%
最大出力415〜440W590W~600W445W~455W565W~585W415W~435W
製品保証
出力保証
12/25年12/25年12/25年12/25年12/25年
寸法1,722×1,134×30mm2,278×1,134×30mm1,722×1,134×30mm2,278×1,134×35mm1,722×1,134×30mm
質量22.5kg27.2kg22.0kg27.5kg22.0kg
メーカー
希望小売価格
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LR5-54HPH-415MLR5-54HPH-410MLR5-72HPH-555MLR5-72HPH-545M
変換効率21.3%21.0%21.5%21.3%
最大出力415W410W555W545W
製品保証
出力保証
12/25年12/25年12/25年12/25年
寸法1,722×1,134×30mm1,722×1,134×30mm2,278×1,134×35mm2,256×1,133×35mm
質量20.8kg20.8kg27.5kg27.2kg
メーカー
希望小売価格
18,260円/枚(税込)18,040円/枚(税込)24,420円/枚(税込)23,980円/枚(税込)
https://www.tainavi.com/library/5155/

【低価格ランキング2位】フジプレアム

第2位:フジプレアム
フジプレアムの特徴として、他社にはない非常に厳しい審査基準を設定していることが挙げられます。一般的な審査と比較して、約3倍も厳しくなっています。

主力商品の一つであるFCT-230Y3(公称最大出力230W・モジュール変換効率15.75パ%)は、約15.2万円と低価格ではありますが、世界が認めた高品質を維持しています。

フジプレアムの太陽光モジュールは日本のJ-PEC認定の認証として使われているJET(電気安全保安研究所)認証よりも厳しい、TÜV規格認定を受けています。

国内でTÜV規格認定を受けているのはフジプレアムだけです。

その品質から出力保証を20年に設定しています。

また、フジプレアムのもう一つの特徴が超軽量の高性能太陽光パネルを製品ラインナップとして持っていることです。

一般的な重量は18〜25kgが一般的ですが、フジプレアムの超軽量の太陽光パネルはなんと9.5kgと半分程度です。

FC-230Y(標準)FC-225Y(標準)FMC-215Y(標準)FCT-225Y3(超軽量)FCT-230Y3(超軽量)FMCT-215Y3(超軽量)
変換効率15.75%15.41%14.7%15.41%15.75%14.72%
最大出力230W225W215W225W230W215W
製品保証
出力保証
10/20年10/20年10/15年10/15年10/20年10/20年
寸法1,482×985×35mm1,482×985×35mm1,482×985×35mm1,482×985×35mm1,482×985×35mm1,482×985×35mm
質量17.0kg17.0kg17.0kg9.5kg9.5kg9.5kg
メーカー
希望小売価格
113,850円/枚(税込)107,800円/枚(税込)104,500円/枚(税込)148,500円/枚(税込)151,800円/枚(税込)136,400円/枚(税込)
https://www.tainavi.com/library/690/

【低価格ランキング3位】サンテックパワー

第3位:サンテックパワー
中国のパネルメーカーの中にも、JAソーラーやインリーソーラー、トリナ・ソーラーなど、人気の高いメーカーがあります。

サンテックパワーは中国メーカーによる太陽光発電の代表格とも言える存在で、その価格の安さから日本の大手企業を脅かしています。

STP230S-C20/Nshm+は、コンパクトなサイズが日本の狭小屋根に最適であり、変換効率は20/3%で、公称最大出力は230Wを謳っています。

また、風圧荷重3,800Pa、積雪荷重5,400Paにも耐えられる設計で、積雪の多いエリアなどでも十分設置が可能。

これほどの高い水準でありながら、約19.5万円という低価格で販売しているのが特徴です。

また、このモジュールは、設置する枚数を増やすことで、発電量を柔軟に調整できるため、家庭のニーズに応じたシステムを構築可能です。

STP440S-C54/Nshkm+STP230S-C20/Nshm+
変換効率22.5%20.3%
最大出力440W230W ±5%
製品保証
出力保証
15/30年10/25年
寸法1,722×1,134×30mm1,134×998×35mm
質量21.0kg15.2kg
メーカー
希望小売価格
356,400円/枚(税込)195,300円/枚(税込)

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STP375S-B60/WnhmSTP265S-C20/Tmhm
変換効率20.6%19.6%
最大出力375W265W
製品保証
出力保証
15/25年15/25年
寸法1,756×1,039×35mm1,346×1,002×35mm
質量20.3kg15.3kg
メーカー
希望小売価格
276,375円/枚(税込)195,300円/枚(税込)
https://www.tainavi.com/library/4139/

【低価格ランキング4位】トリナ・ソーラー

トリナ・ソーラーは、太陽光発電業界において、その製品品質と信頼性で際立った存在です。

全製品が社内の厳しい試験をパスし、テュフラインランド社(工業製品の安全試験・認証を行う世界的な第三者独立認証機関)から認証マークを得ている唯一のメーカーとして知られています。

この認証は、製品が最高水準の安全性と品質を備えていることを示す重要な指標です。

2020年末の時点で、100カ国以上に70ギガワットを超える太陽光モジュールを供給しており、その数字は引き続き増加しています。

「Vertex S」シリーズは、最大出力430Wで、変換効率が22%を実現。限られた屋根のスペースでも高い発電量を確保できます。また、軽量でコンパクトなサイズ感や、30年という長期の出力保証を持っている点も特筆すべき特徴と言えるでしょう。

このような高性能、優れた耐久性、充実した保証がありながら、低価格で購入できるので、「初期費用を抑えたい」という方にはぴったりのメーカーと言えます。

TSM-NEG9RC.27TSM-NEG9R.28TSM-DE09RTSM-DE09R.05TSM-DE09R.08TSM-DE09.05TSM-DE09.08
変換効率22.3%22.8%21.8%21.3%21.8%20.5%21.1%
最大出力440W450W435W425W435W395W405W
製品保証
出力保証
15/30年15/30年12/25年15/25年15/25年15/25年15/25年
寸法1,762×1,134×30mm1,762×1,134×30mm1762×1134×30mm1762×1134×30mm1762×1134×30mm1,754×1,096×30mm1,754×1,096×30mm
質量21.0kg21.0kg21.8kg21.6kg21.6kg21.0kg21.0kg
メーカー
希望小売価格
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https://www.tainavi.com/library/4153/

【低価格ランキング5位】カナディアン・ソーラー

安価で信頼性の高いカナダのメーカーとして、国内でもシェアを広げつつあるカナディアン・ソーラーの太陽光発電は、多くの販売店が取り扱っています。

CS6.2-36TM-335(公称最大出力315W)は25年の製品保証と30年の出力保証を掲げており、モジュール変換効率も22.1%と高い水準です。

日本の住宅屋根にフィットするように作られており、積雪荷重5400Pa、風圧荷重2400Paに耐える設計なので、積雪の多い地域などでも安心して設置ができます。

低日照の条件下でも97.5%以上というモジュール変換率を実現しているため、日差しが強くない地域にうってつけ。全国エリアで設置することが可能です。

カナディアンソーラーの価格相場は、ソーラーパネルの設置容量1kWあたりに対して22万円(税込)になります。

CS6.2-48TM-450CS6.2-36TM-335CS6R-410MSCS6RA-315MSCS6RB-270MS
変換効率22.5%22.1%21.0%20.5%20.4%
最大出力450W335W410W315W270W
製品保証
出力保証
25/30年25/30年25/25年25/25年25/25年
寸法1,762×1,134×30mm1,334×1,134×30mm1,722×1,134×30mm1,352×1,134×30mm1,722×767×30mm
質量21.3kg16.3 kg21.3kg16.9kg14.5kg
メーカー
希望小売価格
お問合せくださいお問合せください125,000円/枚(税込)110,250円/枚(税込)175,000円/枚(税込)
https://www.tainavi.com/library/4130/

おすすめの太陽光メーカー探しは無料見積もりがお得!

あらかじめ太陽光発電設備メーカーを決めておくことは大切です。

ただし、太陽光発電設置業者(施工店)によって取り扱う太陽光発電設備が異なるため、希望するメーカーの太陽光パネルを設置できるとは限りません。

特に価格重視の方は太陽光パネルメーカーの選定に海外メーカーを採用する場合がありますが、海外メーカーの取り扱いがある販売店とない販売店が多数存在します。

このような悩みを解決するためには、一括見積もりサイトの利用が非常に有効です。

太陽光発電設置業者選び

「タイナビ」のようなサイトを利用することで、複数の業者から見積もりを一度に取得し、価格、サービス、品質を比較することができます。

これにより、自分のニーズに最も合った太陽光発電システムを見つけ出し、コストと性能のバランスを最適化することが可能になります。その過程で、見積もり比較サービスを活用することは、賢い選択をするための一つの手段となり得ます。

一括見積もり

また、専門家のアドバイスを受けることで、設置場所の条件や将来の電力需要を考慮した上で、最適な選択を行うことができます。

重要なのは、自分自身のニーズに合ったサービスを見つけ、長期的な視点でのコスト削減をすることです。

タイナビに登録している販売店の太陽光パネルメーカーラインナップは豊富です。登録店180社以上!利用料金は完全無料!

効率的に、より良い施工店を見つけやすいタイナビでの無料見積もりをお勧めします。

太陽光発電システムの一括見積もり
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