太陽光発電のついた一戸建て

費用対効果が高い主要メーカー、高品質な大手メーカー、低価格で買えるコスパ重視のメーカーを比較し、人気ランキング化しました。太陽光パネル選びの参考にしてください。

太陽光メーカー選びのポイント

太陽光メーカーを選ぶときにチェックすべきポイントとしては、主に「耐久性」「変換効率」「価格」の3つがあります。ここでは、それぞれのポイントについて、くわしく説明します。

耐久性

太陽光メーカーを選ぶ際には耐久性が重要です。太陽光発電設備は安い買い物ではないため、長く使用できるものを選びましょう。

一般的に、太陽光発電設備の寿命はソーラーパネルが20〜30年、パワーコンディショナーが10〜15年といわれています。ただし、設置場所の環境や使い方、設備の重さなどによって寿命は変動します。

また、メーカーによっては暑さや経年による出力低下率が低いパネルや、温度変化の影響を受けにくいパネルなどもあります。

太陽光発電設備の特徴は商品によって異なるため、耐久性についてもしっかり確認することが重要です。

変換効率

太陽光パネルメーカーを選ぶ際には、変換効率を比較することも重要なポイントです。変換効率とは太陽電池が光エネルギーを電気に変換するときの効率のことです。

同じ日照でも、パネルの変換効率が違えば発電量に差が出ます。屋根の面積が限られていても、一枚あたりの変換効率が高いパネルを選んで発電量を増やすことができます。変換効率は太陽光発電設備の性能を表す最も重要な数値といえるでしょう。

発電効率の単位は%(パーセント)で、面積(1平方メートル)あたりの公称最大出力を表しています。変換効率が高ければ高いほど活用できるエネルギーが増え、発電性能が高いということです。

一般的な太陽光発電設備の変換効率は15〜20%程度ですが、メーカーや型式によって異なるため、チェックして比較しましょう。

価格

太陽光メーカーを選ぶ際には、太陽光発電設備の価格も重要なポイントです。価格の安い太陽光メーカーを選択すれば、初期費用を抑えることができます。

2020年現在、太陽光発電設備の価格は、産業用太陽光発電など発電容量が50kW超~2MW未満の高圧ではやや下落、2MW以上の特別高圧については下落の傾向にあります。それに対し、住宅用太陽光発電の設備価格は、2019年度は約23.6万円(税抜)/kWとなっています。

売電単価が下がっていることから、あまりに高価な太陽光メーカーを選んでしまうと、なかなか元が取れなくなる可能性も出てきます。

安くて発電量が低いパネルは屋根に不向き

低価格の太陽光発電設備の中には発電効率が低く、広い敷地にたくさん設置する運用に適しているものがあります。これは、屋根に設置するには不向きです。住宅に設置する場合、一枚の単価が高くても、発電効率が優れるものが適していることがあります。

必要な発電量が得られる無駄のない設計をするために、メーカーに縛られず、バランスに注意して選ぶのがおすすめです。まずは、プロに設置場所を見せて、最適なメーカーを提案してもらいましょう。

コスパの良い太陽光発電のメーカーベスト3!

太陽光発電を設置すると電気代を抑えられるうえに、発電した電気を売電すれば収入が得られます。しかし、価格が高くて発電効率が低い、コスパが悪い太陽光発電システムを買ってしまうと、逆に損してしまうこともありえます。

効率よく売電で収益を出すためにも、コスパの良いメーカーの太陽光発電を選びたいものです。

まず、コスパの良いメーカーベスト3をご紹介します。

【コスパランキング 1位】ソーラーフロンティア

ソーラーフロンティアは発電効率が良く製品の品質も高いのに、価格は安めという日本メーカーです。日本国内で100%製造されており、品質は折り紙付きです。

ソーラーフロンティアが誇る住宅用太陽光発電のSFK185-S(最大出力185W)は、相場価格27.9万円(税抜)/kWと高品質ながら比較的安価で購入できます。

また、銅・インジウム・セレンを主成分とする太陽電池(CIS太陽電池)を搭載しており、実発電量が多いという特徴があります。

CIS太陽電池はシリコン系と比較して、現時点で年間発電量が10%前後と、かなり高いと実証されています。比較的安くて発電量が多い、ソーラーフロンティアのコスパの良さは業界トップクラスです。

【コスパランキング 2位】Qセルズ

ハンファQセルズは韓国のメーカーですが、日本の消費者から大変注目を集めています。耐久性が高く欠陥が少ないという高品質で、ドイツ国内のシェアNo.1を勝ち取りました。

さらに、低価格を追求するために海外工場を持つなど、コスパが良いことで知られています。

人気のQ.PEAK-G5.1 315(公称最大出力315W・モジュール変換効率18.9%)は、革新的とも言えるQ.ANTUMセル技術が採用されています。Q.ANTUMテクノロジーは、日照が少ないときでも高い発電効率を維持し、さまざまな条件下においてトップレベルの性能を維持します。

相場価格は27万円/kWですが、マレーシア工場でのOEM製造を開始したため、今後はさらにコスト面の低下が期待できます。

【コスパランキング 3位】ソラキューブ

ソラキューブは、創業80年という長い歴史を持つ明成商会が、2013年から太陽光発電業界に参入して作られたメーカーです。抜群の耐久性と長期間の出力保証が特徴です。

ソラキューブから発売されているLG300NIC-A3 300W(公称最大出力330W)は、モジュール変換効率18.3%と一般的ではありますが、積雪荷重や塩害といった、あらゆる環境で使えるところが、コスパ3位の理由です。

25年の出力保証が付いてくるという点でも、他のメーカーと比較してコスパは高いといえます。

高品質な太陽光発電パネルのメーカーベスト5!

どうせなら高品質なパネルを設置したい!そんな方にオススメしたいメーカーの太陽光発電をランキングでご紹介します。購入してから後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

【高品質 1位】三菱電機

三菱電機と言えば、太陽光発電メーカーとして国内4大メーカーの一つです。

最も堅実な印象のあるメーカーでもあり、多くのメーカーが生産拠点を国外に置く中、三菱電機は全て国内生産にこだわっています。また、三菱は「生涯発電力」をコンセプトとして掲げ、発電量だけでなく耐久性も重視しています。

人気のPV-MA2500Nは、250マルチリーフシリーズの新商品であり、250Wという高出力を実現。無償で25年間の出力保証もしています。

パネルの性能を表す基準として、JISでは10%程度の誤差まででしたら問題ないとされていますが、三菱電機では公称最大出力を上回る数字を基準にしています。

このことから公称最大出力に確実性があり、また品質も高水準が維持されているのです。

【高品質 2位】シャープ

50年以上前から太陽電池の研究と開発を行ってきたシャープだからこそ、高品質なパネルの製造が可能で、高品質なメーカー2位とさせていただきました。

太陽光パネルの種類も豊富にあり、主力製品である「BLACKSOLAR」シリーズのNQ-256AFは最大発電効率19.6%と上位を占めます。

NU-250AJもモジュール変換効率19.2%、公称最大出力250Wと高効率で、さらに送電ロスと発電ロスの低減を実現しています。

また、NU-250AJにはサイズの異なる複数のパネルが用意されているため、屋根の大きさに合わせ効率よく設置することができます。

【高品質 3位】パナソニック

三洋電機から発売されていたHITシリーズはパナソニックへと経営が移りましたが、高品質さでその信頼性が揺るぐことはありません。

HIT P255αPlusは受注生産品となりますが、公称最大出力255Wと高く、モジュール変換効率も19.9%と高い水準を維持しています。

さらに無償で出力保障20年、機器保障15年を提供していることから、自社の製品に対して高い自信を持っていることがよくわかります。高品質だからこその強気の保障制度と言えるでしょう。

【高品質 4位】東芝

東芝は、世界で一番の高効率発電で知られるサンパワー製単結晶シリコンのソーラーパネルを、国内の住宅用太陽光発電で独占販売しています。

ちなみに、同じシリコン系を使用したソーラーパネルでも、多結晶シリコンより単結晶シリコンのほうが発電効率や耐久性に優れています。ただし、単結晶シリコンは気温が高い日に発電効率が落ちることが弱点です。

SPR-X22-360は26万2800円(税抜)/kWと比較的高価ですが、最大モジュール変換効率22.1%、公称最大出力360Wと非常に高品質なのが魅力です。

主力商品であるSPR-X22-360は特に人気が高く、業者によっては高い割引率で購入することができます。

【高品質 5位】京セラ

世界で初めて長期連続試験に合格した京セラの太陽光発電は、さまざまな屋根の形状に対応しており、また災害時にもきちんと補償してくれます。

KJ270P-5ETCGは、モジュール変換効率18.5%、公称最大出力270Wと一般的な数字ではありますが、国産品質を低価格で購入できるというメリットがあります。

低価格で太陽光発電を始められるメーカーベスト5!

太陽光発電は初期費用でまとまったお金が必要となるため、太陽光発電を設置したいけど経済的に厳しい…という方も多いことでしょう。

少しでも価格を抑えて設置するなら、低価格さが強みの太陽光発電メーカーを選んでみてはいかがでしょうか。ここでは、初期費用が抑えられる太陽光発電メーカーのベスト5をご紹介します。

【低価格 1位】キングダムソーラー

キングダムソーラーは沖縄を拠点としたメーカーです。沖縄という太陽光発電の設置に不利な環境でも耐えられる高品質な太陽光発電を発売しています。

KD-M250は非常に高い耐久性を持っていますが、価格は約12.5万円と非常にお求めやすい価格に設定されています。

低価格な上に、業界最高レベルの出力保証とモジュール25年保証を掲げており、設置した後の安心感が長持ちするメーカーです。

【低価格 2位】フジプレアム

フジプレアムの特徴として、他社にはない非常に厳しい審査基準を設定していることが挙げられます。一般的な審査と比較して、約3倍も厳しくなっています。

主力商品の一つであるFCT-230Y3(公称最大出力230W・モジュール変換効率15.75パ%)は、約13.8万円(税抜)と低価格ではありますが、世界が認めた高品質を維持しています。

その品質から出力保証を15年に設定しています。耐久性に自信を持っているからこそできることです。

【低価格 3位】サンテックパワー

中国のパネルメーカーの中にも、JAソーラーやインリーソーラー、トリナ・ソーラーなど、人気の高いメーカーがあります。

特に、サンテックパワーは中国メーカーによる太陽光発電の代表格とも言える存在で、その価格の安さから日本の大手企業を脅かしています。

STP255S-16/Tfhmのモジュール変換効率は19.2%で、公称最大出力は255Wを謳っています。

これほどの高い水準でありながら、約17万円(税抜)という低価格で販売しているのが特徴です。

【低価格 4位】トリナ・ソーラー

トリナ・ソーラーは国内で「低価格」を前面に出しているメーカーです。もう間もなくパネルの供給が世界一になる勢いで売上を伸ばしています。

TSM-DC05A.08の価格は、約25万円/kWとなっており、少しでも安く太陽光発電を始めたいという方に大変オススメです。

安くてもモジュール変換効率16.0%、公称最大出力205Wと十分なパフォーマンスを実現しています。

【低価格 5位】カナディアン・ソーラー

安価で信頼性の高いカナダのメーカーとして、国内でもシェアを広げつつあるカナディアン・ソーラーの太陽光発電は、多くの販売店が取り扱っています。

CS6A-240MS(公称最大出力240W)は25年間モジュール出力保証と10年間製品保証を掲げており、モジュール変換効率も18.42%と高い水準です。

低日照の条件下でも97.5%以上というモジュール変換率を実現しているため、日差しが強くない地域にうってつけ。全国エリアで設置することが可能です。

失敗しない太陽光パネルメーカーの選びかた

太陽光パネルは後からの変更が難しいものです。自宅に合う製品を選んであげたいですよね。太陽光パネルのメーカーを選ぶときに、気を付けたいことを3つ紹介します。

自宅の気候に適しているか

まず、設置場所の気候に合った製品を提供しているメーカーかどうかを確認する必要があります。

仮に、高品質で低価格の太陽光発電メーカーを見つけたとしても、設置場所の気候に合った製品でなければ、実力を十分に発揮できないためです。発電効率の低下や故障のリスクも否定できません。

たとえば、積雪地域には積雪対策がされた太陽光パネル、海の近くなど塩害地域に住んでいる場合は塩害対策が施された太陽光パネルを使うことが大切です。

長期間にわたって効率的に発電するためにも、設置場所の気候や自然災害を考慮して、適切な太陽光パネルを提供しているメーカーを選ぶようにしましょう。

パネルが屋根の形状に合うか

住宅用の太陽光発電なら、屋根の形状に合う太陽光パネルを作っているかどうかについても、メーカーを選ぶ前に確認する必要があります。

日本の住宅は屋根が特殊で、三角形を合わせたような複雑な形状をしているパターンが一般的です。そのため、太陽電池モジュールが大きく四角形のパネルしかない場合には、隅々まで無駄なくパネルを乗せることはできず、設置容量が少なくなってしまいます。

長州産業、京セラなどは三角形や台形など多様な形の太陽光パネルを作っています。組み合わせによって、屋根の端までパネルを乗せることが可能です。

小さい屋根で効率的に発電したい場合は、メーカーごとにパネルの大きさや形をチェックし、レイアウトについて相談すると良いでしょう。

保証期間はいつまでか

保証期間についても、しっかりと確認しておきましょう。保証期間はメーカーによって10~25年と大きな差があります。

保証期間を過ぎてからパネルが故障してしまったら修理は有償となり、1枚当たり10〜15万円の費用がかかるなど、大きな出費が発生します。

そこで、保証期間が長い太陽光発電システムを選んでおくと、長く安心して使えるでしょう。

保証内容もメーカーによって異なり、故障した場合のシステム保証や、出力が落ちた場合の出力保証などがあります。くわえて、有料で保証期間を延長できるメーカーもありますので、加入するかも含めてよく確認しておきましょう。

おすすめの太陽光メーカーを探しているなら無料見積もりがおすすめ

あらかじめ太陽光発電設備メーカーを決めておくことは大切です。ただし、太陽光発電設置業者(施工店)によって取り扱う太陽光発電設備が異なるため、希望するメーカーの太陽光パネルを設置できるとは限りません。

そこで、タイナビなどの一括見積もりサイトを利用すれば、数ある施工店の中から希望条件に合う施工店に対して、優先的に見積もりを依頼できます。

効率的により良い施工店を見つけやすいため、ぜひ一度、無料見積もりすることをお勧めします。