太陽光発電とは
2023年からの電気料金の大幅な値上がりにより、太陽光発電が再び注目を集めています。過去は売電収入目的が大半でしたが、
最近は自家消費を目的にした太陽光発電システムと蓄電池がセットで導入されています。
特に電気料金の値上げを補助する国の激変緩和措置も2024年5月で終了する為に、実質的な値上げ前に太陽光発電を設置する方が増えている状態です。
しかし、太陽光発電システムの導入に興味は持っていても、「太陽光発電の仕組みはどういうものか」と聞かれて、答えることができますか?
ここでは、太陽光発電の仕組みや、そのメリットについてご説明いたします。
太陽光発電とは? 太陽光発電の仕組み
太陽光発電システムは、屋根などに設置された太陽光電池モジュール(太陽光パネル)に、太陽の光が当たることで電気をつくるシステムです。
太陽光パネルで発電した電気は直流で、このままでは直接コンセントから使用することはできません。そこで、パワーコンディショナと呼ばれる機器で、ご家庭で利用できる交流の電気に変換されます。
発電した電力は売ることも可能。災害対策にも!
自宅で使用して、なお余った電力(余剰電力)は、FIT制度(固定価格買い取り制度)のもと、決められた価格で売電することができます。
売電単価(kWhあたりの売電価格)は、FITを申請した年度ごとに定められており、住宅用の場合は10年間同じ価格で売電することできます。
一方、曇りや雨など天候が悪い日や夜間は、太陽光で発電した電力だけでは不足することが多くなります。不足している電力は、従来通り電気会社から電気を購入してまかないます。
このように、太陽光発電は電気を効率的に消費することができるため、経済的なメリットが大きいシステムです。
また、停電時でも太陽が出ていれば、1500wまで電気を利用できるので、災害時の備えや対策になります。
太陽光発電が普及した理由
住宅用太陽光発電の販売が始まった1993年は、太陽光発電システムを設置する世帯数は、年間1千世帯にも満たない状況でした。それが、2010年には年間10万世帯、累計で80万世帯を超えました。
その後、さらに普及は続き、2017年には遂に累計200万世帯を超えています。
では、なぜ太陽光発電の導入がこんなにも急激に進んでいるのでしょうか?
その理由は、以下のように環境問題の意識と導入費用の価格にあります。
太陽光発電を導入する住宅が急増している理由
- 電気料金の大幅な高騰により、自家消費ニーズが高まっている。
- 自治体から太陽光発電に対する補助金が出ている。
- 環境問題や、エネルギー問題が深刻化して、再生可能エネルギーに関心を持つ人が増加している。
- 太陽光発電システムの販売価格が、2011年に比べて半額以下(60万円~80万:4KW設置ベース)で設置する事が可能となった。
- 販売店やメーカーの努力により、『太陽光発電の導入メリット』について知る機会が増え、太陽光発電に対する理解を持つ人が増えてきた。
- 蓄電池に対して国・自治体より多くの補助金が出ており、太陽光+蓄電池のセット導入が増えている。東京都補助金例:蓄電池120万
太陽光発電システムは住宅用だけでなく、大規模な事業用太陽光発電所が全国に建設されています。
その急激な普及によって、太陽光パネルやパワーコンディショナといった機器の価格が下がることで、2024年現在では、住宅用は66万円以下でも設置ができるようになりました。
今後、国の激変緩和措置終了に伴い、電気料金は更なる値上げが予想されています。
そのため、設置費用が安くなった今、環境と家計の両方にやさしい太陽光発電の設置を具体的に検討される方が急増しているのです。
太陽光発電の無料見積りはこちら
※一戸建て住宅に設置をご検討の方
(または蓄電池との組合せ)
売電効率アップ
補助金開始!