住宅用太陽光発電は電気料金の高騰や導入費用が年々下落しており、2023年は導入する絶好の時期です。しかし、発電した電気の売電価格も年々減少しており、元が取れるのかと不安な方も多いのでは?
この記事では、太陽光発電を導入すべきケースと、導入してはいけないケースを解説。電気料金高騰やコロナ禍やリモートワークによる電気使用量の増加という環境の変化も踏まえた最新情報をお伝えします。
太陽光発電を導入すべきケース
家庭用の太陽光発電を導入すべきケースは4つあります。順に見ていきましょう。
太陽光発電が安くなるのを待っていた
太陽光発電を設置する上でネックなのが費用面です。ネットで相場を調べて挫折した人も多いのではないでしょうか? そんな方こそ、2023年に太陽光発電を導入すべきです。
太陽光発電の本体価格は年々低下しており、すでに10年前の半額以下で設置でき、5年で回収が見込めます。。
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補助金がもらえる可能性もある
国からの住宅用太陽光発電の補助金はありませんが、蓄電池に対しては補助金が出ております。
しかし、自治体など以下のケースは補助金がもらえます。
- 自治体によっては太陽光発電単体でももらえる(例:東京都)
- 太陽光発電+蓄電池のセット導入
- ZEH住宅の場合
太陽光発電とも相性が良い蓄電池や、ZEH住宅についてはこちらの記事をご参考ください。
特に蓄電池は太陽光発電との相性抜群で、セット購入される方も増えていますので、併せて検討してはいかがでしょうか?
電気代を節約したい場合
コロナ明けでもリモートワークの継続などで、家庭内での電気代・電気使用量が増えた方も多いのではないでしょうか?
太陽光発電というと、発電した電気を売って固定収入を得るというイメージがありますが、2023年は断然!自家消費がおすすめです。
その理由は主に2つあります。
①売電価格は年々低下している
太陽光発電の購入をためらう理由の1つが売電価格の低下です。2023年現在では、10kw未満で15円/kwh(税込み)と、10年前の半分以下まで落ちています。ただ、ここで見逃せないのが電気代の値上げです。
電気代は2023年6月頃には38円/kWh程度まで値上がりする予定です。
②電気代は値上がりの傾向にある
上記は2018年までですが、2021年~2023年の期間は更に電気料金単価が上昇しています。2023年6月の単価38円/kWhということは、売電価格16円/kwhより22円/kwhも高いことになります。
下手に電気を売電するよりも、そのまま家庭内で自家消費して、電気使用量・電気代を削減した方がお得。これからは副収入ではなく、電気代節約のために自家消費目的で太陽光発電を設置すべきです。
オール電化住宅の場合
オール電化住宅の方でしたら、太陽光発電との連携で電気代の節約が望めます。オール電化住宅は、安く料金設定した夜間に給湯器を稼働させるという仕組みです。
昼間の電気は高額というデメリットはありますが、太陽光発電を導入するすれば、電気代が高い昼間は太陽光で発電した電気を自家消費できます。
リモートワークなどで昼間在宅しているがために、電気代が高騰している家庭にこそ太陽光発電はおすすめです。オール電化と太陽光の連携について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
停電・災害時に備えたい場合
台風や水害、地震など2023年以降も大きな災害が起こる可能性があります。コロナ禍の中危惧すべきは、密集した避難所でのクラスター発生です。
もちろん避難所も対策を講じていると思いますが、非常時のため注意が必要です。
しかし、太陽光発電を設置していた場合、停電などが起こっても発電した分の電力を使えるため在宅避難が可能。避難所に行かずに済むかもしれません。
停電時の太陽光発電のメリットなど、詳しく知りたい方はこちらをご確認ください。
太陽光発電をおすすめしないケース
メリット目白押しの太陽光発電ですが、全ての家庭で導入すべきではなく、導入しない方が良いケースも4つあります。
設置環境が悪い
太陽光発電は太陽の力で発電するわけですから、日当たりなど設置環境は非常に重要です。
- 影になる建物や樹木があるなど、日当たりがあまりにも悪い
- 屋根の形状が太陽光発電に適していない
上記のような住居では、太陽光発電を導入しても満足な発電量を得られない可能性があります。
また、太陽光発電には反射光の問題があります。反射光とは、ソーラーパネルが反射した光がお隣の住居などに侵入してしまう現象です。
反射光は設置する向きや角度を工夫することで大半は避けられますが、無理に設置すると隣人トラブルになる恐れもあります。
日当たりや反射光などは、業者に判断してもらわなければ答えが出ないため、まずは一度、図面の提出や現地訪問での見積もりをおすすめします。
太陽光発電の売電報酬目当て
先述したように売電価格は年々減少しているため、以前に比べると売電収入による旨味は少ないです。さらに、一般住宅に設置する太陽光発電は「余剰買取」というものに該当します。
余剰買取とは、発電した電力から家庭内で消費した電力を引き、残った電力だけを売電する制度です。あくまでも余った電力のため、受け取れる売電収入も少額というわけです。
とはいえ、売電報酬が低いとしても、2023年は自家消費した方が電気代の削減になってお得です。明確なデメリットというわけではありません。
昼に電気を使わない家庭
太陽光発電は売電よりも自家消費がお得です。しかし、発電のピーク時である昼間に電気を使わない家庭ですと、売電に回るため設置のメリットが多少薄れてしまいます。
ただ、その場合は蓄電池を用意することで、発電した電気を蓄えられるようになります。蓄電池にチャージした電力は夜間など好きな時に使えるため、夜に電気を使う方は蓄電池とのセット導入がおすすめです。
予算の確保が難しい
高額な買い物となるため、やはり資金面で余裕のない方にはおすすめできません。とはいえ、発電さえできれば電気代を10数年単位で削減できるため、長い目で見れば今のうちに太陽光発電を導入するのも手です。今は0円で太陽光発電を設置できるPPAサービスもあります。
導入費用に関しては、当サイト「タイナビ」のような一括見積りサービスを利用することで、通常よりも大幅に安く導入できます。
2023年の太陽光発電は設置コストを下げよう
2023年現在では、売電より自家消費の方が2倍~3倍お得なため、日々の電気代に悩んでいる、リモートワークで電気代が増えた家庭ほどお得になります。
太陽光発電の一括見積りサイト「タイナビ」では、設置実績が豊富な施工販売店と提携しています。
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