近年、石油・石炭などの化石燃料の代わりとして太陽光発電が注目を集めています!
太陽光発電システムのメーカーはいくつかありますが、その1つに長州産業という会社があります。
この記事を読んでわかること ・長州産業の歴史と実績
・長州産業製の太陽光パネルの特徴
・長州産業製品のメリット・デメリット
・太陽光パネルの価格相場と保証内容
・太陽光パネルの評判と口コミ
本記事では、長州産業が提供する太陽光パネル等の製品の特徴や実績、メリットやデメリットなど他のメーカーとの比較も含め紹介していきます!
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山口県で創業した長州産業
本記事でご紹介する長州産業は、
昭和55年に山口県で創業した機器メーカーです!
太陽熱温水器の製造・販売から始まり、現在はエコ製品や半導体などの開発まで手掛けており、住宅関連機器とハイテク分野の2つが事業の柱です。
また、製品の製造・販売だけでなくトータルサポートやアフターサービスにも力を入れています!
太陽光発電機器の製造は2011年に始まりました。
太陽光パネルなどの生産を海外メーカーのOEMに頼らず、日本国内で自社生産していることが他の大手メーカーと違う特徴です!
同社の製品は日本国内のみにとどまらず、中国や韓国、アセアン諸国などにも進出しています。
ここからは長州産業の実績をご紹介します!
太陽光パネルに関する
長州産業の実績
長州産業は、山口県にある本社工場でセルの研究や開発、製造や組み立てといった太陽光パネルの生産に関わる全ての業務を行っています。
製造・開発部門を同じ場所に置くことで、緊密な連携と高度な品質管理体制を維持しています。
また、太陽光パネルを屋根に設置したことによる雨漏りに対しての保証など、各種の長期保証も提供しています!
加えて、同社は太陽光発電パネルの設置と共に、太陽熱温水器の設置も推奨しています。
長州産業製 太陽光パネルの
代表的な機種とシリーズ
長州産業が製造・販売をしている太陽光パネルの
代表的な機種とシリーズを紹介します!
現在のところはGシリーズ、単結晶Bシリーズ、HITモジュールの3種類が提供されています。
Gシリーズは発電・送電ロスが低い、単結晶Bシリーズはコンパクトである、HITモジュールは発電量が大きいといった特徴があります。
それぞれに長州産業が開発した最先端の技術が取り入れられており、太陽光発電がより効率よく行えるよう設計されています。
長州産業製の太陽光パネルの特徴
ここからは、長州産業製の太陽光パネルの特徴を
シリーズごとに紹介していきます!
Gシリーズ
Gシリーズ「プレミアムブルータイプ」は3つの技術を活かして高性能な変換効率を実現しました。
長州産業製Gシリーズ3つの特徴
①ヘテロ接合構造セルで発電ロスを最小限に
②波長変換技術で紫外線も最大限に利用
③ハーフカットセルで安定的な発電が可能
詳しく見ていきましょう!
①発電ロスを最小限にする
ヘテロ接合構造セル採用!
長州産業製の太陽光パネル「Gシリーズ」は、
発電時と送電時の電力ロスを最小限に控えられる
ヘテロ接合構造セルを採用しています!
セルの種類を組み合わせて広域に及ぶ光を電気に変換し、既存の製品に比べ発電ロスが抑えられることが特徴です。
②波長変換技術で
紫外線も最大限に利用!
紫外線(UV)は今まで電気をつくるために利用されていませんでしたが…
長州産業が独自開発した波長変換技術により、
紫外線を可視光に変換し活用できるようになり
発電量がアップしました!
③ハーフカットセルで
安定的な発電が可能!
長州産業製Gシリーズの3つ目の特徴は、
セルを半分にすることで内部電流が半減し
抵抗が低くなるため電力が減りにくいことです!
部分的に影がかった場合の電流抵抗による温度の上昇も抑制されるため、安全性が向上します。
発電ロスを最小限にしつつも発電性能や発電量を上げる技術を採用していることがGシリーズの主な特徴です!
次は単結晶Bシリーズを紹介します。
単結晶Bシリーズ
今までカットされていた波長の太陽光も透過するパネルを使用しており、軽量かつコンパクトでありながら大出力の発電を実現します。
単結晶Bシリーズは発電効率が良いため、
コストパフォーマンスも高いです!
また、屋根の形に合わせて効率よく設置できるのも特徴で、標準タイプ以外にハーフタイプや台形タイプもラインナップされています。
これにより、従来ではスペースが足りず載せられなかった場所にも設置可能になりました。
太陽光パネルの形はベーシックながら、発電効率や安全性を凝縮したハーフカットセル採用のJAPAN BLACKタイプも新しく登場しています。
JAPAN BLACKには、
セル構造の改良により太陽光の反射を抑えて
発電効率を上げる技術が使われています。
長州産業は国内製造にこだわり、良いものを長く使えるように開発しているのがわかります。
HITモジュール
現在では海外からのOEM供給が主流で、太陽光パネルを自社製造してるのは長州産業だけです。
長州産業のHIT太陽電池は、
パナソニックからOEM供給を受けていました。
しかし、パナソニックは2021年度から自社での太陽光パネルの製造を中止し、その後は海外メーカーからのOEM供給を受けています。
そのため、長州産業のHIT太陽電池については
現在取り扱いが中止となっています。
ここまで、長州産業が取り扱う代表的な太陽光パネルの機種やシリーズ・特徴を紹介しました。
次は、それらの特徴を踏まえた上で、長州産業製の太陽光パネルを利用することのメリットとデメリットを紹介します!
長州産業製太陽光パネルの
メリット・デメリット
まずはメリットを紹介します!
長州産業製太陽光パネルのメリット
長州産業製太陽光パネルを利用するメリットはいくつかあります。
- 長州産業製太陽光パネルのメリット
- 高性能な製品を国内の自社工場で製造
- 充実した保証内容
それぞれ見ていきましょう!
長州産業製太陽光パネルのメリット①
国内の自社工場で高性能な製品を作っている
まずは、長州産業では太陽光パネルを全て日本国内で製造しているので安心感がもてることです。
具体的には、本社工場敷地内で太陽光パネルの開発から組み立てまでを行なっており、高い品質の製品を生産しています。
高度な自動生産ラインを用いて製造をしているため、高品質と低コストを両立させています。
長州産業の単結晶シリコンパネルの性能は、
変換効率が国内トップクラスに高いです。
例えば、Gシリーズの標準タイプ「CS-348G81」348Wは20.4%、サブタイプ「CS-232G81」では20.0%になっています。
これも、独自の技術を活かした国内製造にこだわっているからこその結果と言えます。
長州産業製太陽光パネルのメリット②
保証内容が充実している
長州産業の施工保証には、
業界唯一の10年間の雨漏り補償が含まれてます。
施工保証は、施工業者が入っている請負業者賠償責任保険によって補償されるのが一般的です。
長州産業の施工保証があれば、万が一業者が倒産しても補償されるので安心です。
また、パワーコンディショナーや延長ケーブル、
接続箱などの対象機器に対しては
15年の機器保証があります!
雨漏り補償と合わせて保証が充実している点も
長州産業製太陽光パネルの大きなメリットです
次はデメリットを紹介します。
長州産業製太陽光パネルのデメリット
長州産業製の太陽光パネルには、
メリットがある一方でデメリットもあります。
- 長州産業製太陽光パネルのデメリット
- パネルが比較的大きい
- 相場を把握しにくい
- 価格が割高である
それぞれ見ていきましょう!
長州産業製太陽光パネルのデメリット①
パネルが比較的大きい
太陽光パネルのモジュールが比較的大きいため、屋根の面積が小さい場合に設置することが難しい点はデメリットの1つにあげられます。
ただし、単結晶Bシリーズのようにコンパクトな製品もあります。
長州産業製太陽光パネルのデメリット②
相場を把握しにくい
長州産業製の太陽光パネルを取り扱う施工業者には価格を提示していない業者も多く、相場を掴みにくいことがあります。
施工現場には長州産業の認定を受けた責任者が立ち会うなど、施工の品質自体は高いものであるようですが…
料金が分かりにくいこともあるようです。
長州産業製太陽光パネルのデメリット③
価格が割高である
長州産業の太陽光発電は、
安い海外メーカーと比べると割高です。
そのため、低価格帯のBシリーズを発表することで長州産業は高品質な製品を購入しやすいように企業努力をしてきました。
これは国内で高品質の製品を製造していることと保証内容が充実しているためです!
海外メーカーとの初期費用の差額と設置後の安心感を比較し何を選ぶか検討することが大切です。
また、施工業者の中には価格を提示していないケースも多く見られます。
長州産業の良いところだけを大げさに伝えてから実際よりも高い価格を提示することもあるため、複数の業者を比べて適正な相場がわかる見積りサイトを活用するのが重要なポイントです。
ここからは価格相場をご紹介します!
長州産業製太陽光パネルの価格相場
長州産業製太陽光パネルのおおよその価格帯を紹介します。
各太陽光パネルの価格は、それぞれサイズや出力数、出力効率などによって変わります。
Gシリーズ
相場:17万~20万円台
長州産業の中では新しい製品であるためか、
価格は比較的高めのようです。
単結晶Bシリーズ ※基本サイズのモジュール
相場:14〜20万円台
基本のモジュールよりも出力が小さい台形モジュールやハーフモジュールは価格も低くなっています。
次に保証内容をご紹介します。
長州産業製太陽光パネルの保証内容
先にも少し触れましたが、長州産業太陽光パネルは保証内容も充実しています!
保証の種類は以下のとおりです。
モジュール出力25年保証
モジュールの出力が25年間にわたって保証されます。電力会社との電力需給開始日から10年間は出力が81%未満となった場合、11年目からの15年間は出力が72%未満になった場合に保証が適用されます。
構成機器15年保証
パワーコンディショナーや延長ケーブルなどの構成機器に不具合に対しての保証です。
雨漏り保証を含む施工保証
施工上の問題が起きた時の保証です。
少なくとも10年間の保証となっています。
上記の保証制度を利用する場合は、同社が認定した施工認定店による施工が必須となっています。
次に、長州産業製太陽光パネルの評判や口コミを紹介していきます。
長州産業製太陽光パネルの
評判や口コミ
自宅に太陽光パネルをする際、長州産業を選んだのはパネルが軽かったからです。パネルが軽くコンパクトであると、設置の幅が広がって良いです。
他の大手メーカーほどは知名度や実績がなく多少不安でしたが、保証内容が充実しているので今は安心して使用できています。
3年ほど前に長州産業の太陽光パネルを設置しました。大手メーカーより価格が安いのに、太陽光パネルの品質や保証の点では遜色がないところが良いです。
年間の電気代も以前より半額以下になり売電でも
利益が上がったといった口コミもありました!
ぜひ参考にしてみてください!
国内生産で品質に自信のある
長州産業製太陽光パネル!
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ここまでエコ製品の製造から始まった長州産業のこだわりある太陽光パネルを紹介しました。
しかし、この記事を読んだだけでは最初から長州産業一社のみに決めることはできず、複数のメーカーを比較したいという方もいると思います。
そのような場合は一括見積もりがおすすめです!
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長州産業の蓄電池
長州産業の蓄電池には以下2種類のラインナップがあります。
スマートPVマルチ(屋外・屋内設置タイプ)
スマートPVプラス(屋外設置タイプ)
蓄電池の導入時にはハイブリッドタイプと単機能タイプのどちらにするかを選ぶことができます!
また、停電時に電力の供給先を指定して使える、
以下2種類のタイプを選ぶことができます!
- 全負荷タイプ
停電時に家中の家電が使える - 特定負荷タイプ
必要最低限の家電を指定して使う
これらの長州産業の蓄電池には、安全性が高いリン酸鉄リチウムが使われています。
ソーラーパネルと蓄電池は
同じメーカーに揃えるべき?
ソーラーパネルと蓄電池は、同じメーカーから選んで設置するほうが良いとする業者もいますが…
最近の蓄電池はどんな太陽光パネルにも合うように作られています。多少の相性はありますが、必ず同じメーカーにする必要はありません!
しかし、取り扱うメーカーが限られている業者の場合は同じメーカーを勧めるケースが多いです。
蓄電池を選ぶ際は停電時のニーズや機能、予算などの条件をもとに検討するようにしましょう。
取り扱いメーカーが少ない業者1社だけで購入するよりも、複数の見積もりを比較して優良業者に依頼するのがおすすめです!
その他の太陽光発電主要メーカーを見てみる
国内主要メーカー
- シャープ(SHARP)
- 京セラ(KYOCERA)
- パナソニック(PANASONIC)
- 東芝(TOSHIBA)
- 三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)
- ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)
- フジプレアム(FUJI PREAM)
- ホンダソルテック(HONDA SOLTEC)
- ソラキューブ(SOLA CUBE)
- ループ(Looop)
- 長州産業(CIC)
海外主要メーカー
- サンテックパワー(SUNTECH POWER)
- カナディアン・ソーラー(CANADIAN SOLAR)
- トリナソーラー(TRINA SOLAR)
- インリーソーラー(YINGLI SOLAR)
- Qセルズ(Hanwha Q CELLS)
- ジンコソーラー(JINKO SOLAR)
まとめ
長州産業の太陽光発電は、国内の自社工場で製造している高品質の機器として注目されています!
蓄電池のラインナップも、ハイブリットと単機能、全負荷タイプと特定負荷タイプがあるので、ニーズに合わせて選ぶことができます。
ただし、取り扱いメーカーや実績が少ない業者の場合、個々のニーズに合わせてアドバイスすることは難しいでしょう。
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