太陽光発電を導入するのであれば、東芝の製品はおすすすめです。なぜならば、東芝の太陽光発電システムには、品質が高いという特徴や数多くの実績、メリットがあるためです。それとは対照にデメリットもあるため、本記事では東芝の太陽光発電について解説します。
太陽光発電メーカーとしての東芝
2010年に東芝は住宅用太陽光発電の業界に参入しました。東芝の太陽光発電システムは、海外の太陽光発電システムの主要メーカーの一つであるサンパワー社の太陽光発電モジュールを採用しています。
このモジュールは、「バックコンタクト方式」を採用しており、太陽光の当たる面積を最大化していることから高い変換効率であることが特徴です。
東芝の太陽光発電システムは、この高い変換効率によってコンパクトで軽量な太陽光発電システムを実現しており、住宅用としては適しています。
これに加えて、高級感のあるデザインで家の概観を損なわないこともあり、東芝の太陽光発電システムは国内メーカーの中でも人気が高いです。
太陽光パネルに関する東芝の実績
東芝の太陽光パネルは様々な実績があります。産業用太陽光発電は、全国に2700ヶ所以上納入しており、大手電力会社の発電所においても導入されています。
また、住宅用太陽光発電は全国10万戸以上の住宅に対して提供しており高い実績を収めています。この背景には、高い品質のモジュールとコストパフォーマンス、安心・安全の保証制度があることが高実績の秘訣です。
東芝の太陽光発電は2017年に倒産危機にあったことから撤退が噂されたものの、2018年現在では撤退の気配は見られません。
東芝太陽光パネルの代表的な機種・シリーズ
東芝の太陽光パネルにはプレミアムモデル・エクセレントモデルのSシリーズと単結晶エコノミーモデルのGXシリーズがあります。
Sシリーズはバックコンタクト方式で高い発電効率である事に加えて2020年のモジュール変換効率を既に達成しているモデルです。
GXモデルは単結晶セルを用いて電気抵抗を押さえることで高出力を実現しています。
東芝太陽光パネルの代表機種の特徴とは
東芝の太陽光パネルの代表機種であるプレミアムモデルとエクセレントモデルは、バックコンタクト方式を採用しているため、高い発電効率を実現しています。
これだけではなく、太陽の光を有効活用するために、ARコート(反射低減コート)を採用。セル表面に「反射防止膜」を設けることで太陽の光を最大限取り込めるようになっています。
また、「反射膜」のミラー効果によって光の発電効率を高くしていることも特徴です。GXモデルは、280Wの高出力な単結晶セルを採用しており、電極間の距離を短くすることで高出力を可能にしています。
さらに、プレミアムモデルやエクセレントモデルと同様にARコートを採用することで太陽の光を最大限取り込み、発電効率を高めています。
東芝の太陽光パネルのメリット・デメリット
東芝の太陽光パネルのメリットとしては、バックコンタクト方式の採用による世界トップクラスの高効率パネルであることがあります。一方デメリットとしては、初期投資が高いことと国産パネルではない事が挙げられます。
東芝の太陽光パネルのメリット
東芝の太陽光パネルの最も大きなメリットとしては、バックコンタクト方式によるモジュールを採用していることから発電効率が非常に良いためコストパフォーマンスが高いことです。
単結晶エコノミーモデルも変換効率は高いので低価格です。また産業用の太陽光パネルは、大手電力会社をはじめとする2700ヶ所以上の企業に提供していることから、安心感があるのではないでしょうか。
東芝の太陽光パネルのデメリット
東芝の太陽光パネルのデメリットとしては、バックコンタクト方式を採用しているため発電効率がいいもののSシリーズは価格が高いことから初期投資の額としては大きくなることが挙げられます。
また太陽光パネル自体は国産ではなく、海外のサンパワー社の製品に加えて海外製のモジュールなども用いており製造国は海外であるため国産にこだわる人にはデメリットになってしまいます。
東芝の太陽光パネルの価格帯や相場
東芝の代表機種であるSシリーズの価格は18万円から26万円程度(kW単価)で、GXシリーズは10万円前半程度(kW単価)の価格です。
住宅用太陽光パネルの設備費の相場は30万円程度(kW単価)で産業用は21万円程度(kW単価)が全国的な相場であるためこれらの相場に比べれば高品質な商品であるにも関わらずコストとしては安いことが言えます。
最終的な費用としては、この金額に取り付ける太陽光パネルの発電量の積が目安になります。
その他にも安いメーカーや高いメーカーなど様々なメーカーがあるので、総合的な判断が必要ではあるものの、コストパフォーマンスや品質といった観点から東芝の太陽光パネルは人気があります。
東芝の太陽光パネルの保証内容
東芝の太陽光パネルには安心・安全の保証制度があります。この保証については、シリーズによって異なります。
Sシリーズは、モジュール出力に関する保証が25年間無償でつき、機器に関する保証は15年間無償です。GXシリーズの保障内容としては、モジュール出力に関する保証が20年間無償で機器に関しては10年間の無償保証がつきます。
このようにシリーズによってモジュール出力や機器に関する保証期間は異なります。モジュール出力に関する保証内容では、モジュール本体の不具合によって発電量が規定以下の場合に修理や交換を行うといったものです。
機器に関する保証内容に関しては、販売店によって異なるため問い合わせる必要があります。
東芝の太陽光パネルの口コミ・評判
東芝の太陽光パネルの評判については4つのポイントがあります。1つ目としては、SシリーズやGXシリーズの単結晶エコノミーモデルは、発電効率が高く軽量化されているため屋根に負担が少なく古い住宅でも設置が可能であるという点です。
単結晶の太陽光パネルは、設置面積もあまりとらないため、住宅用太陽光発電システムには適しています。また単結晶は、コストとしては高くなるものの発電効率が高いため、発電量も高くなります。
東芝の太陽光発電システムでは、発電モニターがあるため発電量が一目でわかりやすいことも人気の1つです。最後のポイントとしては、東芝のの太陽光パネルはデザイン性に優れているという点です。
東芝のの太陽光モジュールは単結晶であるため、表面に割れ目やまだら模様がありません。さらにバックコンタクト方式の採用によって電極は全て裏側にありフラットな見た目であるため家の外観を損なわないことがポイントです。
国内で人気の高い東芝の太陽光パネルの見積もりはタイナビへ
東芝のの太陽光パネルは国内メーカーの中でも人気が高いです。その背景には、発電効率が高い事や保証内容が充実していることが挙げられます。ただし、太陽光発電は住宅の条件によって設置できるスペースが異なるため一括見積もりを取ると良いでしょう。
一括見積もりに関しては、住宅用ならタイナビ、産業用ならタイナビNEXTがおすすめです。本記事を参考にして太陽光パネルの一括見積もりをしてみましょう。
10kW未満の住宅用太陽光発電の一括見積りは「タイナビ」
10kW以上の産業用太陽光発電の一括見積りは「タイナビNEXT」
その他の太陽光発電主要メーカーを見てみる
国内主要メーカー
- シャープ(SHARP)
- 京セラ(KYOCERA)
- パナソニック(PANASONIC)
- 東芝(TOSHIBA)
- 三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)
- ソーラーフロンティア(SOLAR FRONTIER)
- フジプレアム(FUJI PREAM)
- ホンダソルテック(HONDA SOLTEC)
- ソラキューブ(SOLA CUBE)
- ループ(Looop)
- 長州産業(CIC)
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