太陽光発電システムを設置した際「心配事」の一つに
「故障した時は誰が対応してくれるの?」
「いくらかかるの?」
と言う事だと思います。
 
また、その「対応してくれる会社」が倒産した場合は?
 
ここではそんな不安な部分をクリアにしていきましょう。

修理費用はメーカー保証内であれば無償対応!

太陽光発電を利用している中で、発電量が少なくなってくるとシステム自体の故障の心配が出てきます。この場合は、早めにメーカーや施工店などに連絡をする事が第一になってきます。
 
この時に、一番心配なのは修理費用などがいくらかかるのか?と言うことでしょう。購入時、大きな金額を支払っている上に修理費用まで嵩んでしまうのではないかと不安に思っている方も多いはずです。しかし、保証期間内ならば大半の修理費用はメーカー保証内で無償対応してくれます。
 
無償とは言っても、「保証期間内」という条件付きですので、契約の際や契約書を再度確認するなど、しっかり把握しておきましょう。

保証内容も様々、「どの部分の保証」なのかを確認!

保証内容には、「出力保証」「システム機器保証」など保証部分によって年数が変わってきます。出力保証ではメーカーが決めた水準以下の出力になれば、モジュールの修理や交換も行えます。この保証には周辺機器は対象外ですので間違わないように気をつけて下さい。
 
ちなみにシステム機器保証は、パワーコンディショナなどの周辺機器を含んだものになります。主に、出力保証は10~20年、システム機器保証は10年が一般的な内容になります。
 
修理して貰う箇所と年数などを事前に確認しておくといいですね。

最も故障箇所が多いのはパワーコンディショナー

太陽光発電システムの中で、24時間フル稼働しているのがパワーコンディショナーです。パワコンは家電にも似た製品で、寿命として7年から13年と幅はあるものの10年間前後が一般的です。その為、できるだけ保証期間の長いメーカーが望ましいと言えます。
 
簡単な修理であれば2,3万程度で修理が可能です。しかし、交換の際には20~30万かかる為、この費用は保証が切れた時(10年後)に備えて準備しておきたいものです。
 
太陽光発電システムの中でも保証期間を手厚くしておきたいのがパワーコンディショナーということを考えて設置するのもいいですね。

お問い合わせや点検は、購入した施工販売店が行ってくれるが?

太陽光発電を購入した販売店に連絡すれば、大体の会社は点検や問い合わせに無償で応えてくれます。そこで、機器交換や修理が必要となった場合、保証期間内であればメーカー手配から交換までを販売店が手配してくれます。
 
この点は大体の施工販売店が対応していますが、販売店によって定期点検を無償にしていたり有償にしていたり、期間も初年度のみ無償や、1,3,5,7年点検を無償にしている会社など様々です。
 
太陽光発電の異常は「点検しないと気付きにくい」という特徴がありますので、定期点検をこまめに無償で行ってくれる会社を選択するのも良いかもしれません。
 
また、この施工販売店が倒産した場合、その施工販売店と独自で契約している点検やメンテナンスは無効になる事が多いですが、故障対応や交換は全て、購入したメーカーが認定する工事会社が存在しており、そちらの会社が対応してくれる事となりますので、保証期間内は心配はいりません。保証期間後がご心配な方は、メンテナンスを専門で行っている会社もありますので、そちらと別途契約するのもひとつの選択肢となります。

メーカーが倒産した場合の保証はどうなるの?

メーカーが倒産して、保証が受けられなくなった場合はどうしたら良いのでしょうか?
 
国内メーカーではあまり考えにくい事ではありますが、海外メーカーでは起こりえる事です。
 
そうなった場合は、国内のメンテナンス会社と別途メンテナンス契約を結びましょう。
メンテナンス体制は、必ずメーカー保証で無ければならない訳ではありません。故障が起きた場合、修理、交換が行える環境を整えていれば、メーカーが倒産した場合、国内のメーカーにもろもろの対応を引き継がなかった場合でも、修理や交換を行える会社(メーカーも含む)を手配することで解決出来ます。
 

ただし、やはり販売店やメーカーが倒産する事は、設置者にとって労力もかかりますし、デメリットと言わざるを得ません。
 
まだ契約前の方であれば、設置メーカーは国内メーカーを、施工販売店は地元に根ざした業歴が長い会社を選択する事もこういったトラブルに巻き込まれない方法のひとつと言えるでしょう。