太陽光発電システムでも要になる部分といえばソーラーパネルです。

実際に屋根に設置した時に、耐久性を考えてこの瞬間もどんどん軽量化が進んでいます。
そこでここでは、軽量化の進んでいるソーラーパネルをいくつか紹介したいと思います。

また、実際に屋根にかかる負担なども解説しましょう。

フジプレアムの大幅な軽量化をした「希」

普及率の高い結晶シリコン型太陽光パネルの中でも大幅に軽量化に成功した「希」は、フジプレアム独自の技術開発で完成した製品です。薄型テレビ用高額フィルター製造では世界でもトップシェアを誇るメーカーだからこそ製品化出来たと言えます。

従来のガラスの厚み3.2㎜の強化ガラスを0.8㎜に置き換える事で、ソーラーパネルの重量の大半を占めるガラスの重量をカットしました。

また強度も充分に持ち、最先端の太陽光発電システムとしても注目されている製品です。

ソーラーフロンティアなどから出ている曲がるソーラーパネル

ソーラーフロンティアが開発した、薄膜シリコン型の太陽光パネルは厚みが1.5㎜と、ごく薄い膜状のシリコンを何層にも重ねて構成されたソーラーパネルになります。

ガラスや樹脂などの基盤の上に薄膜シリコンを張ると言う構造で、多結晶シリコン型のソーラーパネルの厚みの1/10以下まで抑えることを可能にしました。必要なシリコンの量も少なく、低コストで太陽光発電を始められるというのも大きな魅力です。

薄膜シリコン型のソーラーパネルはアモルファスシリコンと微結晶シリコンの2種類を使用しています。微結晶シリコンの場合、多結晶シリコンを更に粒状にしたものになり、大きさは50㎜程度になります。

アモルファスシリコンは太陽光の寒色系の光、微結晶シリコンは暖色系の光を吸収しやすい特徴があり、両者のいいところを取った効率のいい製品とも言えます。

東芝の250wソーラーパネルは省スペースで軽量化を実現!

一般的に、多結晶シリコン型のソーラーパネルを250w相当で作った場合、1821㎜×932㎜で約21㎏の質量になります。

しかし東芝の軽量化されたソーラーパネルでは、1559㎜×798㎜で約15㎏と質量が28%も軽量化されます。場所を取らないという意味でもコンパクトなサイズで同じ量の電気が発電出来るのはとても魅力的でもあります。

薄膜型ソーラーパネルのデメリットを紹介

多結晶シリコン型のソーラーパネルの軽量化とは別に、薄膜シリコン型では、変換効率の面でデメリットが生じます。

住宅用太陽光発電システムで普及率の最も高い多結晶シリコン型が12~16%に対して、薄膜シリコン型は8~10%と低くなってしまいます。

しかし、今では開発が進み、12%を超える変換効率を実現させている薄型ソーラーパネルもありますので、これからどんどん変換効率も上がって行くとは思いますが、頭に入れておく必要はあるでしょう。

軽量化されたソーラーパネルの方が安心なのか?

家屋に掛かる負担や耐久性の問題を心配される方もいらっしゃると思います。実際に、住宅の屋根は太陽光パネルの分を想定して建てていないでしょう。

しかし、太陽光パネルを設置する際に掛かるのは2階に成人男性が5人程度がいるくらいのものです。軽量化によって、狭いスペースでも十分な発電量を得られる事、コストダウンなどのメリットが主なものであり、屋根に対する負担と言うものはそこまで深く考える必要はありません。

とは言え、太陽光発電システムのメーカー保証には、地震、津波などの保証がされていないのは事実です。家屋自体の耐久性などもしっかりとした施工店などに判断を行なってもらい、安心できる施工業者に任せるのが一番だと言えます。

ソーラーパネルが重い、軽いの問題ではなく、家や屋根に合った太陽光発電システムの導入を検討される事が重要な事だと言えます。