0円太陽光発電

太陽光発電には興味があるものの、初期費用やメンテナンス費用がかかったりすることから決断がつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、初期費用0円で太陽光発電を始めることができる「エネカリ」というサービスについて、毎月の利用料やメリット・デメリットなどについて詳しく解説します。

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「エネカリ」ってどんなサービス?本当に初期費用無料なの?

「エネカリ」とは、東京電力グループのTEPCOホームテックが提供している、初期費用0円、毎月定額の利用料で太陽光発電が導入できるサービスです。

太陽光発電の導入には通常1kWあたり24万〜30万円程度(家庭用で一般的な5kWの場合は120万〜150万円)の初期費用がかかりますが、「エネカリ」であれば0円

「気軽に太陽光発電を導入してみたいけど、初期費用が捻出できない…」という方におすすめのサービスです。

利用対象者や対象機器、
契約期間や利用料は次の通りです。

利用対象者戸建て・集合住宅所有者、
家庭用として使用する人
対象機器 ソーラーフロンティア、エクソル、スマートパワー、
ハンファQセルズ、三菱電機、京セラ、カネカ、
長州産業、サンテックパワー、
パナソニック東芝エネルギーシステムズ、シャープ、
カナディアン・ソーラー、ジャパン
契約期間10年
利用料現地調査により決定

「エネカリ」を利用すれば、月額費用はかかるものの、昼間は太陽光で発電した電気を自家消費することで光熱費が削減でき、余った電気を売って売電収入を得ることもできます。

また、合わせて太陽光以外のさまざまな省エネ設備を利用できるのも「エネカリ」の魅力。

機器として蓄電池を追加すると、夜間も太陽光発電の電気の自家消費を増やすことができ、さらに光熱費の節約が可能になります。

「エネカリ」のどのプランを利用するかによりますが、蓄電池の他にも、エコキュートや・IH調理器を追加してオール電化住宅にすることも可能です。

もし電気自動車を利用しているのであれば、V2H(Vehicle to Home)を追加して太陽光発電の電気で電気自動車のバッテリーを充電することも可能です。

「エネカリ」と「エネカリプラス」の違い

「エネカリ」と同様に、初期費用0円、毎月定額利用料で太陽光発電を始めることができるサービスとして、東京電力エナジーパートナーが提供している「エネカリプラス」もあります。

「エネカリ」と「エネカリプラス」の主な違いを以下の表にまとめました。

事業名エネカリエネカリプラス
主体TEPCOホームテック東京電力エナジーパートナー
内容リースモデルPPAモデル
エリア全国対応関東エリア
余剰電力売電可能
余剰電力はお客さまが所有
売電不可
余剰電力は東京電力が利用
初期費用0円0円
月額費用定額利用料定額利用料
対象設備・太陽光発電システム・蓄電池
・V2H・IH・エコキュート
・太陽光発電システム・蓄電池
・おひさまエコキュート

主に、「エネカリ」と「エネカリプラス」は、契約形態が大きく異なります。


「エネカリ」は、リース契約であるため、ユーザーが太陽光発電設備を設置し発電した電気を使用し、リース契約期間が満了すると設備の所有権がユーザーに移ります。

一方で、「エネカリプラス」はPPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)なので、PPA事業者である東京電力エナジーパートナーがユーザーの家の屋根を借りて太陽光発電設備を設置するという契約です。

PPA(Power Purchase Agreement:電力販売契約)の仕組み

つまり、太陽光発電の設備を借りて、電力を自分のものとして活用できるのが「エネカリ」、設備や電力はあくまで運営会社のものとして利用するのが「エネカリプラス」ということになります。

そのため、「エネカリ」は売電可能ですが、「エネカリプラス」は売電できません。

選べる設備の種類は「エネカリ」の方が「エネカリプラス」よりも充実しており、多くの設備を選択することができます。

https://www.tainavi.com/library/4236/
「エネカリ」

「エネカリ」は、選べる製品やアイテムが豊富で自由度が高いのが特徴です。電化設備の工事もTEPCOホームテックが引き受けることができ、また、設備機器をTEPCOホームテックが提供しながら工事自体は住宅会社が行うといった柔軟な組み合わせも可能です。

「エネカリ」は全国どこでも利用できるので、自分だけのオーダーメイドな電化ライフを楽しみたい方におすすめです。

「エネカリプラス」

「エネカリプラス」は、提供する電化設備が一部限定され、その設備工事も同社が提供します(TEPCOホームテックが工事を請け負う場合もあります)。ただし、このサービスは関東エリアにお住まいの方限定となっています。

「エネカリプラス」はシンプルで分かりやすいパッケージ型のサブスクリプションサービスとして、手軽に電化ライフを楽しみたい方にピッタリです。

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「エネカリ」で設置できる設備と、活用例

「エネカリ」で設置した太陽光発電設備

「エネカリ」で設置できる設備は、太陽光発電設備、蓄電池、V2H、エコキュート、IH調理器です。

「エネカリ」で設置できる設備の種類とその活用例を以下の表にまとめました。

エネカリで設置できる設備活用例
太陽光発電・発電した電気を自家消費して電気代を節約し、
残りは売電する
蓄電池・太陽光で発電した電気で充電し、
夜間に利用して電気代を節約する
・災害で停電した際に蓄電池の電気を利用する
V2H・太陽光で発電した電気で
電気自動車のバッテリーを充電し、
夜間に利用して電気代を節約する
・災害で停電した際に電気自動車の
バッテリーの電気を利用する
エコキュート・太陽光で発電した電気、
または深夜の安い電気で水を加熱
・保温し、翌日お湯を使う
IH調理器・火を使わず安全に調理ができ、
ガスに比べて光熱費も安くなる

「エネカリ」を利用するメリット

「エネカリ」は、特に短期的な費用面でお得感のあるサービスです。

初期費用が0円で、かつ保証やサポートも充実しているため、太陽光発電を検討している方にとっては、魅力的なサービスと言えます。

「エネカリ」には短期的な費用面以外にもさまざまなメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

メリット1:初期費用は0円!月々の料金のみで利用できる

「エネカリ」を利用する最大のメリットが初期費用です。

個人で太陽光発電設備を導入する場合は3~4kWで80~130万円程度の初期費用が必要になりますが、「エネカリ」のサービスを利用すれば、まとまったお金が用意できなくても初期費用0円で太陽光発電設備を設置することができます。

「太陽光発電を導入したいけど、初期費用が出せない」という方でも気軽に太陽光設備を導入ができるのが「エネカリ」最大のメリットと言えるでしょう。

メリット2:電気代が下がり、売電収入が得られる

HEMSで売電確認

「エネカリ」を利用すれば、太陽光発電の電気を自家消費できるため、電気代の節約になります。

加えて、余った電気を売電して売電収入を得ることが可能です。

たとえば、エネカリで一般的なプランを利用すれば、平均して年間十数万円ほどの電気代を下げられることに加え、年間数万円ほどの売電収入を得ることができます。

このように、毎月の電気代を下げ、さらに売電収入を得られることは大きなメリットと言えるでしょう。

メリット3:「機器保証」「工事保証」が付帯!故障・災害時の修理費用がかからない

太陽光発電メンテナンス

「エネカリ」には導入設備の「機器保証」と「工事保証」が付帯しているので、故障や災害で被害を受けた際も修理費用がかかりません。

たとえば、台風によって太陽光パネルが破損した場合も、メーカーの保証内容に応じて機器保証や損害補償が受けられます。

メリット4:契約期間10年が終わった後は、利用料を支払わず、そのまま使える

初期費用0円で太陽光発電

「エネカリ」はリース契約なので、契約期間の10年が満了すると太陽光発電設備を無償で譲り受けることができます。

つまり、その後は月々の利用料を支払わずに太陽光発電を利用できるようになるので、発電した電力を自家消費したり売電したり、利益を得ることができます。

メリット5:補助金・助成金を受け取れる

エネカリ補助金

「エネカリ」が補助金・助成金の対象になっている場合は、条件に応じて補助金・助成金を受け取れる場合があります。

もし補助金の対象であれば、実質0円で太陽光発電設備を導入できる「エネカリ」がさらに補助金でお得に利用可能です。

また、太陽光発電設備の設置条件が悪く、コストが高くついてしまうという理由で、太陽光発電設備導入を断られてしまった場合にも、補助金の対象であれば、0円で太陽光発電設備を導入できる可能性があります。

このように、補助金や助成金の対象かどうかもしっかりチェックしておきましょう。

実際に、直近で受け取れる補助金・助成金は、次の2件があります。

自治体補助金・助成金名申請受付期間概要
東京都住宅用太陽光発電
初期費用ゼロ促進の増強事業
2023年4月14日~助成金の申請はTEPCOホームテックが行い、
「エネカリ」利用料を割引く形で助成金が
住宅所有者に還元される。
神奈川県令和5年度神奈川県太陽光発電
初期費用ゼロ促進事業費補助金
2023年4月27日
~2023年9月15日
(予算額に達したため)
-

タイナビより見積もりをされますと、各企業様より補助金申請の代行サポートを受ける事ができ、太陽光発電導入がスムーズに進みます。

「エネカリ」対応有無や対象機種、自治体の補助金もあわせてチェックしてもらえますので、太陽光発電をを設置したい方はタイナビの無料一括見積りへお申し込みください。

メリット6:24時間365日のサポートがつく

サポートデスク

「エネカリ」は、使用中の設備の不具合などのトラブルが発生してもすぐに対応してもらえます。

使用中に不具合が発生した場合や何らかの不明点がある場合にはTEPCOホームテックのコールセンターに連絡すると24時間365日サポート対応してくれるので、急なトラブルでも安心です。

メリット7:販売店が倒産する可能性が著しく低い

太陽光発電業者

「エネカリ」のサービスを提供しているTEPCOホームテックは東京電力グループの会社です。

東京電力が経営母体なので、倒産する可能性は著しく低く、会社がつぶれる心配は不要です。

 

「エネカリ」を利用するデメリット

エネカリは初期費用、保証やサポートの手厚さでメリットがあるサービスですが、人によってはデメリットもあります。

エネカリのデメリットは以下の2つです。

デメリット1:月々の利用料を支払う必要がある

エネカリ利用料

「エネカリ」の契約期間(一般的に10年)中は、月々の利用料を支払う必要があります。

契約期間が終了すると利用設備の所有権が契約者に譲渡されるので、その後は月々の利用料は発生しません。

一見すると「メリットしかない」と思えてしまいますが、初期費用0円で月額利用料だけで太陽光発電が利用できるのは、それが「エネカリ」側にとって利益になる仕組みであるからです。

「エネカリ」はリース契約なので、月額利用料には次のような項目が含まれています。

  • 返済金利
  • 保険料
  • 固定資産税
  • 手数料

つまり、トータルで支払う金額が自己資金で太陽光発電設備を導入した場合と比べて割高になってしまうということです。

また、「エネカリ」は原則として途中解約ができません。途中で解約する場合は、支払い予定だった割高の残額を支払わなければならないなど、安易に初期費用無料だからと利用して、結果的に損失を被ってしまう可能性も十分に考えられます。

長期的に考えると自己資金で購入した方がお得なので、どちらが良いかをしっかりと検討するようにしましょう。

タイナビでは、「エネカリ」か自己資金、どちらが良いのかをアドバイスさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

https://www.tainavi.com/library/3410/

デメリット2:基本的に途中解約ができない

エネカリ中途解約

「エネカリ」は、基本的に契約期間中の途中解約ができません。

ユーザーの都合によってやむを得ず解約する場合は、契約の残り期間分の利用料と消費税額などを支払う必要があります。

初期費用0円だからといって安易に契約するのはリスクなので、十分検討した上で契約しましょう。

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「エネカリ」の5つのプランの特徴や料金を比較

「エネカリ」には以下の表のような5つのプランがあります。

それぞれ特徴や利用料が異なるため、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。

ふだんは省エネ、
まさかのときも
安心プラン
つくって
貯めて、
節約プラン
停電になっても
安心の、防災
プラン
上手に貯めて、
かしこく走る
EVプラン
太陽光を
かしこく使う、
FIT満了
プラン
初期費用0円0円0円0円0円
月額利用料
(税込)
(太陽光発電利用料)
+(蓄電池8,900円~)
+(エコキュート4,950円~)
+(IH調理器2,100円~)
(太陽光発電利用料)
+(蓄電池8,900円~)
(太陽光発電利用料)
+(蓄電池8,900円~)
(太陽光発電利用料)
+(V2H14,300円~)
(蓄電池8,900円~)
導入機器太陽光発電
蓄電池
エコキュート
IH調理器
太陽光発電
蓄電池
太陽光発電
蓄電池
太陽光発電
蓄電池
V2H
蓄電池
夜間・災害時
の使用
夜間時○
災害時○
夜間時○
災害時○
夜間時○
災害時○
夜間時×
災害時×
夜間時○
災害時○
こんな人に
おすすめ
・光熱費を節約したい人
・大規模リフォームで
オール電化を考えている人
・シンプルに光熱費を
削減したいという人
・災害時の停電への
備えをしたい人
・電気自動車を利用中
または
利用を検討している人
・FIT満了が
間近の人

以下では、それぞれのプランについて、より具体的な内容や、光熱費がどれぐらい削減できるのか、などについて詳しく説明していきます。

プラン1:ふだんは省エネ、まさかのときも安心プラン

太陽光発電設備、エコキュート、IHクッキングヒーターを導入

自宅に太陽光発電設備、蓄電池、エコキュート、IHクッキングヒーターを導入するプランです。

住宅設備も含めた大規模なリフォームをしてオール電化にしたい人や光熱費を節約したい人、災害時の停電に備えたい人におすすめのプランです。

たとえば、平常時の昼間は太陽光発電の電気を利用しながら蓄電池を充電し、夜間は蓄電池の電気を使用するので、光熱費が節約できて省エネになります。

災害時で停電が起きた際は、晴天時の昼間は太陽光発電で電気を使うことができますし、曇天・雨天の昼間や夜間も蓄電池の電気を使用することができます。

実際にこのプランを導入することによって、以下程度の年間光熱費が削減可能です。

  • 都市ガス利用の場合:135,000円/年削減
  • プロパンガス利用の場合:240,000円/年削減

プラン2:つくって貯めて、節約プラン

自宅に太陽光発電、蓄電池を導入

自宅に太陽光発電、蓄電池を導入するプランです。

太陽光発電の電気を自宅で使いながら余った電気で蓄電池を充電し、電気の有効活用ができるので
「シンプルに光熱費を削減したい」という人におすすめ
です。

晴天時の昼間は太陽光発電で電気を使うことができ、曇天・雨天の昼間や夜間も蓄電池の電気を使うことができます。

実際にこのプランを導入することによって、以下程度の年間光熱費が削減可能です。

  • 都市ガス利用の場合:135,000円/年削減
  • プロパンガス利用の場合:135,000円/年削減
  • オール電化の場合:132,000円/年削減

プラン3:停電になっても安心の、防災プラン

太陽光発電ばら在宅避難所も可能

自宅に太陽光発電、蓄電池を導入するプランです。

「つくって貯めて、節約プラン」と似ていますが、こちらは災害時の停電への備えをしたい人におすすめのプランです。

災害時に停電が起きたときは、昼間は太陽光発電の電気を使い、余った分で蓄電池を充電して夜間に使うことができます。

また、普段の生活の際も同様の使い方で光熱費を節約できます。

実際にこのプランを導入することによって、以下程度の年間光熱費が削減可能です。

  • 都市ガス利用の場合:135,000円/年削減
  • プロパンガス利用の場合:135,000円/年削減
  • オール電化の場合:132,000円/年削減

プラン4:上手に貯めて、かしこく走るEVプラン

太陽光発電とV2H(Vehicle to Home)

自宅に太陽光発電とV2H(Vehicle to Home)を導入して電気自動車の倍速充電を可能にするプランです。

電気自動車を使用している人や購入検討中の人で、光熱費の節約や災害時の備えをしておきたい人におすすめのプランです。

太陽光発電とV2Hを組み合わせれば、太陽光で発電した電気で、電気自動車の倍速充電ができます。

V2Hは出力が最大6kWと大きく、自宅の分電盤を通して電気を供給するため多くの家電製品を同時に使用できるのも魅力。

また、V2Hは停電時でも電気自動車のバッテリーの電気を家庭で使うことができ、3~4日程度であれば普段に近い生活ができます。

プラン5:太陽光をかしこく使う、FIT満了プラン

卒FITの売電収入

FIT満了後に蓄電池を導入して自家消費を増やして光熱費の節約を狙うプランです。

すでに太陽光発電を使用していてFIT満了が間近で自家消費を増やして節約したい人、災害時の停電にも備えておきたい人におすすめです。

FITの10年間の買取期間が満了すると、売電価格が38円/kWhから8.5円/kWhに下がってしまうため、売電するよりは自家消費を増やした方がお得になります。

https://www.tainavi.com/library/4015/

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「エネカリ」と自分で買う場合でどっちがお得?

エネカリの太陽光発電

では、太陽光発電を「エネカリ」で利用するのと、自分で購入する場合では、どちらがお得なのでしょうか。

「エネカリ」を利用する場合は毎月一定の設備利用料が発生しますが、実際の利用料の額は現地調査をして決めることになります。

「エネカリ」の10年間の利用料を確認したうえで一括見積りサイトの金額を入手して、長期的にみてどちらがお得かを比較検討してから決めるようにしましょう。

初期費用を抑えたい場合は、「エネカリ」がおすすめ

初期費用

自分で太陽光発電を設置する場合は、発電容量3~4kWで80~130万円程度の初期費用が必要になります。

このまとまったお金が用意できないため太陽光発電の導入に踏み切れない方が多いのですが、「エネカリ」のサービスを利用すれば、初期費用0円で太陽光発電設備を設置することができます。

このように初期費用を抑えたい場合は「エネカリ」がおすすめです。

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オール電化やトータルコストを考えるなら、購入の方がおすすめ

太陽光発電導入検討

「エネカリ」で導入した太陽光発電設備などはリースとなるので契約期間中は、毎月リース料(利用料)を支払わなくてはなりませんが、太陽光発電による電気は自家消費するので、節電ができますし、余った電気は売電して収入を得ることができます。

一般的に、この「節電分+売電分」と「リース料」がほぼ同額となり相殺されるので、
リース契約期間(10年または15年)中の経済効果(儲け)はほぼ0円
になります。

これに対して、自分で太陽光発電設備を導入した場合は、おおむね7~8年で初期費用を回収することができるので、8~9年目以降は経済効果(儲け)が得られます。

このことから、長期的にトータルコストを考えると自分で購入した方がお得だということになります。

特に見積比較サイト等を利用して設置する場合は、1kwあたりの導入単価が20万円前後になる可能性があり、「エネカリ」と比較しても経済的メリットが高くなります。

「エネカリ」の10年間の利用料を確認したうえで、長期的に見てどちらがお得か、一括見積りの額と比較してから決めるようにしましょう。

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「エネカリ」に関するよくあるQ&A

Q&A

「エネカリ」に関するよくあるQ&Aの中から代表的なものを紹介します。

「エネカリ」が適応できない条件やケースはある?

居住している住宅や申込者の条件によっては「エネカリ」が利用できないというケースがあります。

「エネカリ」が利用できないケースは次の通りです。

  • 築30年以上の古い家の場合
  • 地上から屋根までが13m以上ある場合
  • 屋根に太陽光発電が設置できない場合
  • 海岸から200m以内の家の場合
  • 満18歳以下・65歳以上で連帯保証人がいない場合

自分で調べなくても、エネカリの利用の際に調査員が自宅に来るため、上記のような導入可否も含めてチェックしてくれます。

「エネカリ」は固定資産税はかかる?

「エネカリ」で設置した住宅用太陽光発電設備の出力が10kW未満であれば固定資産税はかかりません。

しかし、出力が10kWを超える太陽光発電設備を設置した場合は収益を目的としたものとみなされるため固定資産税の課税対象となります。

ただし、一般的な住宅の屋根に出力10kW以上の太陽光発電設備を設置できることはまれですので、ほとんどの住宅では固定資産税はかからないと考えていいでしょう。

「エネカリ」の売電収入は確定申告が必要?

「エネカリ」で、給与所得者が居住している住宅に10kW未満の太陽光発電設備を設置した場合、売電収入から必要経費を差し引いた金額が年間20万円を超えると雑所得となり確定申告が必要となります。

また、売電収入による雑所得と他の雑所得との合計が年間20万円を超える場合も、確定申告が必要となるので注意しましょう。

「エネカリ」の審査は落ちることがある?

「エネカリ」には与信審査があり、その審査に落ちることがあります。

その理由は契約者や東京電力にメリットがない場合やトラブルに発展する可能性がある場合などで、主なものは次の通りです。

  • 十分な発電量が見込めない場合
  • 反射光によって公害が発生するおそれがある場合
  • 建物の築年数が古い場合

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太陽光発電を導入するなら、まずは一括見積もりで料金を比較しよう!

太陽光発電の一括見積りサイトタイナビ

この記事では、初期費用0円で太陽光発電を始めることができる「エネカリ」というサービスの月々の利用料や選べるプラン、メリット・デメリットなどについて詳しく紹介しました。

「エネカリ」のサービスでは、太陽光発電設備、蓄電池、V2H、エコキュート、IH調理器の中からユーザーが希望する自由な組み合わせが可能で、蓄電池のみ、エコキュートという選択もできます。

家庭用太陽光発電

ユーザーのライフスタイルやライフステージなどに応じて5つのプランが用意されており、売電収入を得たり災害による停電時に電気を使うことができるようになります。

月々の利用料はプランによって変わってくるので、まずは一括見積もりサイトで見積もりをとって比較検討してみましょう。

そして、自分で購入する場合の見積もりも入手して、総合的にどの方法が一番良いのかを判断するようにしましょう。

タイナビでは太陽光発電の一括見積りができるので、費用を比較するときにはぜひ利用してください。電気料金が高騰すればするほど、自分で設置するほうがお得になるでしょう。