エコキュートとは

エコキュートを使用すると光熱費がお得になります。その仕組みはご存知ですか?

本記事はエコキュート導入を考えている人を対象に、エコキュートとはどのようなものか、価格相場やメリット・デメリット、メーカーごとの特徴や購入場所、エコキュートをさらにお得に使うコツなど、基礎知識について解説します。

エコキュートとは?

エコキュートとは、ヒートポンプ技術でお湯を沸かす電気給湯器の総称です。

最大の特徴は、エコキュートで沸かしたお湯を貯湯用のタンクに貯めておくことができることでしょう。夜中に沸かしたお湯を次の日まで温かいまま保存しておき、好きなタイミングで使うことができます。

電気で毎日お湯を沸かすとなると、電気代が高額になりそうですよね。ここで、ヒートポンプという技術を活用することにより、光熱費を安く抑えられます。

ヒートポンプ技術とは、室外に設置したファンが外気の熱を取り込み、その熱を圧縮して活用することです。エコキュートでは、お湯を沸かす電気エネルギーを減らし、省エネと節電ができます。

エコキュートを使う3つのメリット

省エネルギーでお湯が沸かせる

エコキュートは空気中の熱をうまく活用して、水を温めます。つまり、少しの電気でお湯を沸かせるため、ガス給湯器や電気温水器よりも省エネルギーで安くお湯を使えます。

お風呂の光熱費を安くできる

深夜の電気代が安くなるオール電化向けの電気料金プランを契約することで、ガス給湯器よりも電気料金を低く抑えられます。

災害時にお湯が使える

地震などの災害による突発的な断水や、水道管工事などの一時的な断水のときも、タンクに貯めたお湯を使うことができるため、備えとしても安心です。タンクの容量が370Lなら、2Lのペットボトルで約185本分の水をためておくことができます。

エコキュートの寿命は10年以上

エコキュートの寿命は一般的に約10年から15年といわれています。ただし、定期的なメンテナンスやお手入れをするかどうかによって、寿命が短くなることもあれば、長くなることもあります。

エコキュートで発生しやすいトラブルは、経年劣化による弁やパッキンの摩耗故障です。摩耗した部分から水漏れが発生して他の機器を傷めてしまうことがあります。また、温度を管理する電子部品や水位センサーの故障にも注意が必要です。

長く使っていくためにも、定期的にメンテナンスを行いましょう。エコキュートの寿命やメンテナンス方法についてのくわしい内容は、こちらの記事をご覧ください。

https://www.tainavi.com/library/4082/

主要5メーカーの価格と独自機能をまとめてチェック

ここでは、エコキュートの主要メーカー5社(日立・ダイキン・三菱・コロナ・パナソニック)の製品特徴と価格について、くわしく紹介します。

日立

【370L(3〜5人用)の標準タンクの場合】

商品名ナイアガラタフネス
BHP-FW37SD
ナイアガラ出湯
BHP-F37SD
フルオート
BHP-F37SU
給湯専用
BHP-Z37SU
本体価格975,000円(税別)875,000円(税別)785,000円(税別)700,000円(税別)

ナイアガラタフネスは、日立独自の構造によって、井戸水など硬度の高い水(※)にも対応しています。カルシウムの流入を防ぐことで配管がスケール(堆積物)で詰まらないように対策している点や、水道直圧給湯によって水の入れ替え量を約1/30に抑える点が特徴です。

お湯の圧力が高いため、キッチンと浴室で同時にお湯を使ってもシャワーの水圧が弱くなりません。

※ 硬度200mg/L以下、遊離炭酸60mg/L以下、水質基準適合の水
※ 価格は目安です。上記の価格で買えない可能性があります

ダイキン

【370L(3〜5人用)の標準タンクの場合】

商品名フルオートタイプ(角型)
EQ37UFV
フルオートタイプ(薄型)
EQX37UFTV
オートタイプ(角型)
EQ37USV
給湯専用らくタイプ(角型)
EQ37UV
本体価格830,000円(税別)960,000円(税別)753,000円(税別)710,000円(税別)

フルオートタイプ角型の特徴は「温浴タイム」機能です。入浴前に、その時の気分に合わせてお湯の温度を手軽に調整でき、入浴中も一定の温度を保つことができます。

この4製品はいずれもパワフル高圧モデルで、シャワーの水圧が弱くなりやすい3階でも快適にシャワーを使うことが可能です。

※ 価格は目安です。上記の価格で買えない可能性があります

三菱

【370L(3〜4人用)の標準タンクの場合】

商品名Pシリーズ(角型)
SRT-P374UB
Sシリーズ(角型)
SRT-S374UA
Aシリーズ(角型)
SRT-W374D
本体価格930,000円(税別)850,000円(税別)800,000円(税別)

三菱のエコキュートは最上位モデルのPシリーズ、充実機能のSシリーズ、ベーシックなAシリーズと、3つのグレードがそろっています。

Pシリーズの特徴はマイクロバブルを発生させる「ホットあわー」機能を搭載している点です。マイクロバブルには肌の水分量を増やして潤いを補う効果や湯冷めしにくくなる効果があります。

PシリーズとSシリーズに搭載している「バブルおそうじ」機能は浴槽の栓を抜くだけでマイクロバブルが風呂の配管を自動洗浄するもので、お手入れが楽な点が特徴です。

※ 価格は目安です。上記の価格で買えない可能性があります

コロナ

【370L(3〜5人用)の標準タンクの場合】

商品名プレミアムエコキュート
CHP-HXE37AY3
高圧力パワフル給湯・薄型・デザインエコ
CHP-ED302AY3
エコキュートライト
CHP-18AX5-2
本体価格925,000円(税別)815,000円(税別)750,000円(税別)

コロナ独自のES制御技術により、省エネルギーで湯沸かし・給湯・保温ができ、効率良くお湯を沸かせる点がコロナ製エコキュートの特徴です。給湯圧力も従来比1.5倍となっており、スピーディーなお湯張り、2階や3階でもお湯の水圧が高いシャワーを利用できます。

2020年6月からはスマートフォンでエコキュートを操作できる「コロナ快適ホームアプリ」を開始しました。アプリを使って外出先からお湯張り操作をすれば帰宅後すぐに入浴できます。

エコキュートの使用状況も確認できるため、自宅や離れて暮らす家族の見守りに使うことも可能です。

※ 価格は目安です。タイミングによっては上記の価格で買えない可能性があります

パナソニック

【370L(3〜5人用)の標準タンクの場合】

商品名JP シリーズ パワフル高圧 フルオート
HE-JPU37JQS
N シリーズ フルオート
HE-N37JQS
J シリーズ セミオート
HE-J37JSS
J シリーズ 給湯専用
HE-J37JZS
本体価格932,000円(税別)832,000円(税別)663,000円(税別)672,000円(税別)

各製品の「エコナビ」機能により、業界初「ひとセンサー」で浴室への入室を感知して加熱を開始、浴室不在時の自動保温でエネルギー消費を抑えながら使用できます。

「湯温セレクト」機能では、熱めのお湯でサッと入る人や、ぬるめのお湯でゆっくり入る人など、一人ひとりに合わせた湯温に設定できます。「あつめ」「普通」「ぬるめ」など感覚的に操作でき、湯温と入浴時間を設定すれば、入浴中にお湯や水を足さずに調節してくれるため、節水にも一役買ってくれます。

「ぬくもりチャージ」もパナソニック製エコキュートの特徴です。お風呂の残り湯の熱をエコキュートにチャージすることで夜間の湧き上げを節約できます。

※ 価格は目安です。タイミングによっては上記の価格で買えない可能性があります

エコキュートは家電量販店で買うもの?

エコキュートの購入方法は主に3つあります。

家電量販店

家電量販店のポイントが付与されるため、お得になる場合があります。ただし、下請け業者が設置工事をするため、対応が悪いといったトラブルが起きるかもしれません。

インターネット通販

家電量販店よりも安く買える一方で、ショップによっては追加料金を請求されたり、下請け業者に設置工事を任せてしまったりする場合があります。

地元の電気店

身近なお店は安心感がありますが、価格競争が起きにくいため、家電量販店やインターネットショップで購入するよりも価格が高めになりがちです。

どこで購入するにしても、それぞれのメリットとデメリットをじっくりと検討したうえで購入するのがよいでしょう。

太陽光発電との組み合わせで!エコキュートをお得に使用できる方法

エコキュートと一緒に太陽光発電を導入すると、大きな省エネ効果が期待できます。

たとえば、オール電化向けの電気料金プランは、一般的なプランよりも夜間電力が安く、昼間の電力は高く設定されています。太陽光発電とエコキュートを併設すれば、日中は太陽光で発電した電気を使い、夜間は割安な電気でお湯を沸かすことができます。

つまり、昼間の割高な電気は極力使わない節約生活ができるのです。

エコキュートと太陽光発電の相性やくわしい内容は、以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

https://www.tainavi.com/library/3390/

エコキュートと一緒に太陽光発電の設置を検討しよう

エコキュートを導入すれば安い電力でお湯を沸かせるため、光熱費の削減につながります。太陽光発電とエコキュートをセットで導入すれば、電気代をさらに抑えることが可能です。

太陽光発電の設置を検討する際は、複数の業者を比較できる一括見積もりがおすすめです。タイナビでは最大5社まで無料一括見積もりができるため、ぜひ、ご利用ください。