
今回は、FIT全盛期(2012年~2015年)には低圧用太陽光発電所で高いシェアを誇っていたパワコンメーカーである田淵電機(現在の社名はダイヤゼブラ電機)製のパワコンについてご紹介します。
田淵電機は、2期連続の赤字等の業績の悪化により2019年にダイヤモンド電機の子会社となり、その後にダイヤゼブラ電機に社名変更しました。
田淵電機のパワコンを利用中の方で、壊れた場合はどうすればよいのか?どの製品を選べば良いのか?不安な方は多いと思います。
タイナビ発電所を運営する株式会社グッドフェローズでは、「ダイヤゼブラ電機(旧:田淵電機)のパワコン」や国内外のパワコンを多数取り扱っています。
太陽光パネル・パワコン・遠隔監視の最安見積り(工事込)ならタイナビショップ
パワコン販売台数で圧倒的な安値(工事込)で購入可
※全国優良工事店ネットワークで安くて安心!
※パワコン・その他遠隔監視メーカーも多数取り扱い中
※見積りは全て工事費込みです

住宅用のパワコンが壊れた方は、パワコンと蓄電池が一体型のハイブリット型蓄電池がおすすめです!現在、補助金が出ております!
パワコンメーカーの田淵電機が社名変更した背景と現在は?
田淵電機社のパワコンは、他の日本パワコンメーカーとは異なり、その当時は圧倒的な価格競争力を持っていました。FIT(固定価格買取制度)の開始以降、販売台数を順調に伸ばし、2015年には売上高441億円を達成するなど、低圧パワコン市場でオムロンとほぼ同等のシェアまで拡大しました。
しかし、2014年9月の九電ショックにより、分割案件の禁止や海外パワコンメーカーの新規参入などで価格競争の影響を受け、2018年度には2期連続で赤字決算となりました。その後、田淵電機は事業再生ADR(債務者再生手続)を申請し、ダイヤモンド電機の完全子会社となりました。そして、2021年には商号をダイヤゼブラ電機株式会社に変更しました。
2023年現在は、田淵電機(ダイヤゼブラ電機)はパワコンの製造・販売を継続していますが、海外市場向けの高圧用産業用パワーコンディショナー事業からは撤退しています。
一方で、全負荷型ハイブリッド蓄電池「アイビスセブン(EIBS7/アイビス7)」の販売は絶好調であり、2020年度には販売台数が3万台を超えるなど、蓄電池メーカーとしての知名度の方が高まっています。
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンの評判・特徴は?
パワコンの特徴としては、余剰売電や全量売電、自家消費など様々利用用途に活用できることです。商品ラインナップは少ないですが、汎用性が高いパワコンメーカーとも言えます。最近、他のパワコンメーカーの納期が長くなっていますが、比較的短い納期で入手できることも可能です。
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンEPG/EHFシリーズ三相9.9kwについて?
単相のEPCシリーズは生産が終了し、2023年現在は単相のEHFシリーズと三相のEPGシリーズがラインナップとなっています。
EHFシリーズは単相で容量は5.5kw、8.0kw、9.9kwがあり、EPGシリーズは三相で容量は9.9kw、25kw、33.3kwです。また、重塩害にも対応したモデルがあり、住宅用から商業用まで、幅広い容量のパワコンが揃っています。
現在販売中の製品型番は以下の通りです。
- 単相5.5kW(EHF-S55MP3B)
- 単相8.0kW(EHF-S80MP4B)
- 単相9.9kW(EHF-S99MP5B)
- 三相9.9kW出力制御対応(EPG-T99P5)
- 三相25kW(出力制御対応)EPD-T250P6
- 三相25kW(出力制御対応)EPD-T250P8-FPL
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)の強みは?
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンには以下3つの強みがあります。
フルMPPT方式による圧倒的な発電力
田淵電機のパワコンはフルMPPT方式を採用しています。これにより、ストリング単位で制御することで発電量を最大化することができます。例えば、雪が積もっていたパネルが解けると、一般的な方式では発電量の回復に時間がかかりますが、フルMPPT方式では雪が解けたパネルがすぐに発電を始めるため、発電量の回復が迅速に行われます。
多様な太陽光モジュールに対応
田淵電機のパワコンは、さまざまな種類の太陽光パネルに対応しています。シリコン(単結晶・多結晶)、化合物(CIS系)、有機など、様々な種類のパネルに対して広範な入力条件を設定できるため、幅広いパネルに対応しています。また、将来的にはパネル交換時にもストリング単位で異なるメーカーのパネルを採用することも可能です。
塩害・出力制御対応
田淵電機のパワコンは、出力制御対応マスターボックスとの併用により、出力制御にも対応することができます。また、重塩害のある地域においても、対応機種を選定することで問題ありません。
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンを交換したい方は?
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンを交換する方は以下の点に留意してください。
田淵電機のパワコンは多くの場合、有償の保証期間(通常は10年)が設けられています。保証期間内(10年間)に故障が発生した場合は、メーカーのスタッフが現地に訪問し、故障を修理してくれる「オンサイト保証」が提供されます。また、センドバック方式の調査や修理が必要な場合もありますので、メーカーに確認しましょう。
田淵電機のパワコンは他のメーカーよりも比較的早い納期で提供されることがあります。故障時や交換が急務な場合、納期の早さが重要となることがありますので、購入を検討する際には納期も確認しましょう。2023年6月現在で一番納期が早いメーカーは安川電機のパワコンとなります。
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のEPGシリーズ三相9.9kwについて
2023年6月現在、以下の機種が対応しています。ご注文はお早めにご検討ください。※納期は日々変動します。
商品タイプ | 型番 | 容量 | 納期 |
---|---|---|---|
田淵電機パワコン (ダイヤゼブラ電機) | EPG-T99P5 | 三相 9.9kW | 1か月 |
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンならタイナビショップ!
田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンは短納期でご提供可能ですので、他のパワコンを使用されている方で、故障してしまった場合には、そのメーカーの商品の注文に時間がかかる可能性があります。そのような場合には、田淵電機(ダイヤゼブラ電機)のパワコンをご検討ください。
パネル・パワコン・遠隔監視の交換に関しては、施主様向け見積り(工事込)サイト「タイナビショップ」をご活用することで、現在の機種から新しいメーカーや機種への変更の相談から、工事会社の紹介まで、ワンストップで依頼することができます。
タイナビショップはパワコン販売台数1位の実績で、パワコンの選定・購入・設置工事依頼までをトップスピードで実現し、全国のタイナビ優良工事ネットワークから案件に対応可能な適切な工事会社をご紹介いたします。
太陽光パネル・パワコン・遠隔監視の最安見積り(工事込)ならタイナビショップ
ファーウェイ・安川電機・オムロン・ダイヤゼブラ等のパワコンメーカー対応
※全国優良工事店ネットワークで安くて安心!
※パワコン・その他遠隔監視メーカーも多数取り扱い中
※見積りは全て工事費込みです

家庭用のパワコンが壊れた方は、パワコン+蓄電池が一体型のハイブリット型の蓄電池がおすすめです!タイナビ蓄電池で一括見積り!今補助金が出ております!
よく読まれている記事
パナソニックの太陽光発電「HITシリーズ」高性能パネルで狭い屋根でも発電量を稼げる
【2023年】住宅用太陽光発電の補助金が遂に発表!?蓄電池は?
2023年に太陽光発電は損!?売電価格と設置費用は?
【2023年版】太陽光発電と蓄電池はセット価格がおすすめ!ソーラーパネル設置費用は?
固定価格買取制度とは?
2023年度の4.5kW住宅用太陽光発電の年間発電量と売電収入はいくら?